今日も、いいお天気ですね。
みなさんは、どんな休日を過ごされているでしょうか。
私はといえば、
せっかくの暖かいお休みだったので、
ちょっと近くの公園までお散歩に行ってきました。
歩いていると、
だんだん喉が渇いてきますよね。
そんなときに、
ちょうどよく見つかるのが、
『自動販売機』
というものです。
ずらりと並んだ飲み物の中から、
どれにしようかなと選ぶ時間。
これがまた、
小さな楽しみだったりします。
ここで、
問題になるのが、
『人間の注意力』
というものです。
人は、
自分が思っている以上に、
ぼんやりしていることがあります。
目の前にある文字を、
ちゃんと見ているようで、
実は、
まったく見ていない。
そういうことって、
ありませんか。
私の場合は、
まさにそれでした。
すっかり喉が渇いていた私は、
いつものお気に入りの冷たいお茶を飲もうと、
小銭を入れました。
そして、
迷うことなくボタンを押しました。
『ポチッとな』
と、
そんな軽い気持ちでした。
ところが、
取り出し口から出てきたのは、
お茶ではありませんでした。
なんと、
ものすごく甘い匂いのする、
真っ赤な缶だったのです。
あれっ、
と思いました。
おかしいなと、
もう一度、
ボタンのあたりを見てみました。
そこにあったのは、
お茶のボタンではなく、
隣にあった、
『激甘ぜんざい・温製』
という、
謎の飲み物だったのです。
冷たいお茶を買うつもりが、
熱々の、
しかもめちゃくちゃ甘いぜんざい。
こういうのって、
びっくりしますよね。
なぜ、
私はそれを買ってしまったのでしょうか。
それは、
きっと、
私の心が、
『甘いもの』
を求めていたからなのかもしれません。
いや、
そんなことはありません。
ただ単に、
ボーッとしていただけです。
でも、
せっかく買ったのだからと、
その場でそっと缶を開けてみました。
湯気がふわりと立ち上ります。
一口飲んでみると、
これが、
想像の何倍も甘かったのです。
甘い。
とにかく、
甘い。
口の中が一気に、
お正月のようになってしまいました。
お散歩の途中で飲むには、
ちょっと重すぎました。
でも、
なんだかだんだん、
面白くなってきちゃったんですよね。
こういうハプニングって、
人生において、
けっこう大事だったりします。
完璧に予定通りに進む毎日もいいけれど、
たまには、
こういう想定外のことが起きる。
それが、
日常のスパイスになるのかなと思います。
そう考えると、
ボタンの押し間違いも、
悪くありません。
むしろ、
小さな笑いをくれた、
ありがたい出来事だったのかもしれません。
周りを見てみると、
公園のベンチで、
同じように缶コーヒーを片手に、
ぼんやりしているおじいさんがいました。
その人も、
もしかしたら、
何かを押し間違えたのかもしれません。
そう想像すると、
なんだか、
少しだけ心が温かくなりました。
自分だけではありません。
自分の周りのちょっとした日常も、
こういう笑いに満ちている。
そして、
その空間全体が、
やさしい空気に包まれていく。
そういうのって、
やっぱりいいですよね。
思った以上に、
楽しいお散歩になりました。
みなさんは、
最近、
何かうっかり間違えてしまったことはありますか。
こういう失敗も、
後になって思い出すと、
クスッと笑える素敵な思い出に変わったりします。
次に自動販売機の前を通るときは、
もう少しだけ、
しっかりとボタンを確認しようと思います。
でも、
また間違えてしまうかもしれません。
それはそれで、
また楽しいお話ができますね。
また今度、
のんびりお散歩に行きたいと思います。
今度はどんな出会いがあるのか、
ちょっとだけ楽しみです。
少し、話しは変わりますが、
お散歩の帰り道に、
ふと、
近くのパン屋さんに立ち寄ってみました。
いつもは、
そのまま通り過ぎてしまう小さなお店です。
でも、
今日はなぜか、
足がそちらに向いてしまいました。
せっかくのお休みだから、
ちょっとだけ、
自分にご褒美をあげたくなったのかもしれません。
お店のガラス戸を開けると、
ふわりと、
いい香りが広がってきました。
焼きたてのパンの匂いって、
どうしてあんなに幸せな気持ちになるのでしょうか。
そこにあるだけで、
なんだか心がほどけていくような気がします。
店内には、
たくさんのパンが並んでいました。
丸いメロンパンや、
香ばしいフランスパン、
中身がぎっしり詰まったお惣菜パンなど。
どれも美味しそうで、
どれにしようか、
すごく迷ってしまいました。
こういうときって、
選ぶ時間も含めて、
楽しいものですよね。
私は、
少し悩んだすえに、
クリームパンと、
小さなクロワッサンを選びました。
お会計を済ませて、
紙袋を受け取るとき、
お店の方が、
「温かいうちにどうぞ」と、
笑顔で声をかけてくれました。
こういう何気ないやり取りが、
なんだか嬉しかったです。
手元にある紙袋からは、
ほんのりとした温かさが伝わってきます。
早く家に帰って、
お気に入りのマグカップで、
温かい紅茶を淹れたくなりました。
そう考えると、
自動販売機でのちょっとした失敗も、
このパン屋さんに出会うためのきっかけだったのかもしれません。
人生って、
不思議ですね。
思い通りにいかないことも、
たくさんあります。
でも、
そのおかげで、
予想もしなかった素敵な出来事に、
巡り合えたりするのです。
問題は、
その出来事を、
どう受け止めるかなのかもしれません。
焦ったり、
落ち込んだりするよりも、
「まあ、いっか」と笑い飛ばしてしまったほうが、
案外、
楽しい道へと進めるものですね。
帰り道を歩きながら、
そんなことを考えていました。
空を見上げると、
青空に小さな雲がぽっかりと浮かんでいました。
風も、
心地よくて、
ほんのり春のにおいがします。
季節は、
少しずつ移り変わっているのですね。
普段は、
時間に追われて、
ただ通り過ぎてしまう景色も、
ゆっくり歩いてみると、
新しい発見がたくさんあります。
近くの小さなお花屋さんには、
きれいな色をしたチューリップが並んでいました。
八百屋さんでは、
みずみずしい新じゃがいもが、
カゴいっぱいに盛られています。
こういう季節の移り変わりを、
肌で感じられる時間って、
やっぱり大切だなと思いました。
忙しい毎日を送っていると、
どうしても、
自分のことで精一杯になってしまいます。
周りの景色を見る余裕も、
なくなってしまったりしますよね。
でも、
ほんの少しだけ立ち止まって、
深呼吸をしてみる。
それだけで、
世界が少しだけ、
優しく見える気がします。
みなさんは、
最近、
ゆっくり空を見上げたでしょうか。
忙しい日々の合間に、
ほんの五分だけでもいいので、
お散歩をしてみるのも、
おすすめですよ。
きっと、
思いがけない小さなしあわせに、
出会えるはずです。
家に着いて、
さっそく紅茶を淹れました。
買ってきたクリームパンを、
お皿にのせて、
テーブルに向かいます。
パンを一口食べてみると、
中のカスタードクリームが、
トロッと甘くて、
歩き疲れた体に染み渡りました。
「あぁ、おいしい。」
思わず、
声が出てしまいました。
こういう何気ないおやつの時間も、
休日の楽しみの一つです。
一人で静かに味わう時間も好きですし、
誰かと一緒においしいねと言いながら食べる時間も、
どちらも素敵だなと思います。
今日の出来事を、
あとで家族にも話してあげようと思いました。
自動販売機でのお話と、
おいしいパン屋さんのこと。
きっと、
クスッと笑って聞いてくれるはずです。
そう思うと、
今日の休日が、
より一層、
愛おしいものに感じられてきます。
特別な旅行に行かなくても、
遠くに出かけなくても、
日常の中に、
小さな楽しみはたくさん転がっているのですね。
それを、
見つけられるかどうかは、
自分次第なのかなと思います。
次に休日を迎えるときも、
また、
気ままにお散歩に出かけようと思います。
今度は、
どの方角へ歩いていこうかな。
曲がったことのない角を、
あえて曲がってみるのも、
面白そうです。
もしかしたら、
また新しいお気に入りのお店や、
面白い出来事が待っているかもしれません。
そう考えると、
次の週末が、
今からすでに楽しみになってきます。
みなさんも、
次の休日には、
いつもと違う道を歩いてみませんか。
きっと、
素敵な出会いが、
あなたを待っていると思います。
それでは、
温かい紅茶が冷めてしまう前に、
続きをいただくことにします。
カップから立ちのぼる湯気が、
ゆるやかに、
宙へと消えていきます。
お気に入りのマグカップを持つ手が、
じんわりと温まっていくのを感じます。
こういう、
なんでもない時間というのが、
実は一番贅沢なのかもしれません。
せっかくなので、
買ってきたパンのことも、
少しだけ書いておこうと思います。
あのあと、
もう一軒、
気になるお店を見つけたのです。
駅の近くにある、
小さな雑貨屋さんでした。
ガラス張りの窓から、
柔らかい光が漏れていて、
なんとなく、
吸い込まれるように入ってしまいました。
お店の中には、
所狭しと、
可愛い小物が並んでいました。
手作りのキャンドルや、
素朴な風合いの陶器。
どれもこれも、
見ているだけで、
心がほっこりするようなものばかりです。
その中で、
一際目を引くものがありました。
小さな、
ガラスの置物です。
手のひらにすっぽり収まるくらいの、
小さな鳥の形をしていました。
透き通ったガラスの中に、
淡いブルーの模様が入っていて、
光の加減で、
きらきらと表情を変えるのです。
こういうのって、
お部屋に飾ったら、
可愛いだろうなと思いました。
でも、
すぐにレジには持っていきませんでした。
こういうとき、
私は少しだけ迷うのです。
本当に必要かな。
家に置く場所はあるかな。
そんなふうに、
ぐるぐると考えてしまいます。
店員さんが、
優しく声をかけてくれました。
「それ、
光に透かすと、
とっても綺麗なんですよ。」
その一言で、
なんだか、
スッと気持ちが軽くなりました。
実用的なものばかりが、
生活を豊かにするわけではない。
こういう、
ただ「綺麗だな」と思う気持ちを、
大切にするのも、
いいのではないでしょうか。
そう思って、
結局、
そのガラスの鳥を連れて帰ることにしました。
包みを開けるときの、
あのワクワクした気持ち。
大人の女性になっても、
こういう小さなときめきは、
やっぱり忘れずにいたいなと思います。
お部屋の窓辺に飾ってみたら、
午後の優しい光を浴びて、
鳥がまるで生きているかのように、
きらめきました。
仕事から帰ってきた夫が、
それに気づいて、
「これ、可愛いね」と言ってくれました。
それだけで、
なんだか嬉しくなってしまいます。
やっぱり、
あのとき迷わずにお迎えしてよかったです。
お出かけ先での出会いというのは、
一期一会(いちごいちえ)だなと、
改めて感じます。
次に行ったときには、
もう同じものはないかもしれない。
そう思うと、
その瞬間に出会えたものたちは、
みんな特別な存在に思えてきます。
みなさんは、
最近、
何か心惹かれるものに出会いましたか。
予定を詰め込んだ旅行もいいけれど、
こんなふうに、
気の向くままに歩く休日も、
悪くないものです。
むしろ、
自分だけの宝物を見つけたような、
そんな満足感があります。
外を見ると、
すっかり日も傾いてきて、
空が淡いオレンジ色に染まっていました。
一日が、
ゆっくりと終わろうとしています。
今日も、
平和で穏やかな一日でした。
大きな出来事はなかったけれど、
心が満たされているのが分かります。
紅茶を最後の一口まで飲み干して、
カップをテーブルにそっと置きました。
さて、
そろそろ夕飯の支度を始めないとですね。
今日の晩ご飯は、
何にしようかな。
冷蔵庫にあるもので、
温かいスープでも作ろうと思います。
お出かけの余韻に浸りながら、
キッチンに向かう足取りも、
なんとなく軽い気がします。
明日からの新しい一週間も、
また頑張れそうです。
たまには、
こんなふうにのんびりと、
自分を甘やかす時間も、
必要ですよね。
みなさんも、
素敵な休日を過ごせたでしょうか。
また今度、
どこかでお出かけしたお話を、
ここでできたらいいなと思っています。
それでは、
そろそろエプロンをつけて、
台所へ行ってきますね。
温かいお茶の香りを胸いっぱいに吸い込んで、
今日のブログを閉じたいと思います。
また次回の更新で、
お会いしましょう。