先日のことなのですが、
いつものように、
近くのスーパーへお買い物に行ってきました。
週末の、
ちょっとした買い出しです。
こういう時間って、
なんだか楽しいですよね。
カゴを押しながら、
のんびりと店内を歩く。
それだけで、
良い気分転換になります。
野菜売り場を抜けて、
乳製品のコーナーへ向かいました。
我が家では、
毎朝ヨーグルトを食べるのが定番です。
だから、
ヨーグルト売り場は、
必ずチェックする場所の一つです。
そこで、
ふと目にとまった商品がありました。
『新発売』
という小さなポップが、
貼ってあったのです。
パッケージも、
なんだかおしゃれな感じでした。
普段は、
いつものお気に入りを買うのですが、
その日はなんとなく、
気になってしまいました。
せっかくのお休みだし、
たまには違うものも、
いいかもしれません。
そう思って、
その新しいヨーグルトを、
そっとカゴに入れてみたのです。
これが、
すべての始まりでした。
帰宅して、
さっそくおやつに食べてみることにしました。
冷蔵庫から取り出して、
スプーンを用意する。
フタをペリッとはがす。
ここまでの工程は、
いつもの日常と変わりません。
では、いったい、
何が起きたのか?
問題は、
スプーンを入れた瞬間にありました。
すーっと入ると思っていたのです。
普通のヨーグルトなら、
そうですよね。
でも、
違いました。
スプーンが、
跳ね返されたのです。
えっ?
思わず、
声が出てしまいました。
もう一度、
そっと力を入れてみます。
でも、
やっぱり硬い。
ヨーグルトというよりも、
もはや、
『豆腐の端っこ』
のような手応えでした。
いや、
もっと言えば、
『クリームチーズ』
に近いかもしれません。
ここで、
私は少し焦りました。
間違えて、
違うコーナーのものを買ったのでしょうか。
パッケージを、
二度見、三度見と確認します。
間違いなく、
ヨーグルトと書いてあります。
でも、
どう見ても、
これはただのヨーグルトではありません。
一体これは、
どういうことなのでしょうか。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
こういう予想外の出来事に遭遇したとき、
どうしますか?
私は、
こういう謎の現象に直面すると、
妙にワクワクしてしまうタイプです。
これは、
ちょっとした事件です。
我が家のキッチンで起きた、
小さなミステリーと言ってもいいでしょう。
気を取り直して、
もう一度スプーンを差し込んでみました。
今度は、
ぐっと力を入れます。
すると、
みちっと音がしそうなほどの密度で、
すくうことができました。
お皿に移してみると、
形がまったく崩れません。
山のような形のまま、
お皿の上に鎮座しています。
流れる気配すら、
微塵もありません。
すごい。
心の中で、
思わず感嘆の声が漏れました。
そして、
いよいよ一口食べてみることにしました。
スプーンを口に運びます。
その瞬間、
私の口の中は、
大変なことになりました。
濃厚。
とにかく、
濃厚なのです。
酸味が少なくて、
まるで上質なチーズケーキを食べているような、
そんな感覚でした。
ヨーグルトを食べているはずなのに、
まるで高級なデザートを食べているような、
そんな贅沢な気持ちになります。
こういうのって、
なんだか得をした気分になりますよね。
普通のスーパーで買った、
ほんの数百円のヨーグルトです。
でも、
それ以上の体験を、
味わせてくれた気がします。
そう考えると、
日常のちょっとした冒険も、
悪くないなと思いました。
いつもと同じ道を歩いて、
いつもと同じスーパーに行って、
いつもと同じ棚を見る。
その中で、
少しだけ違う選択をしてみる。
それだけで、
いつもの日常が、
ちょっとだけ輝き出すのです。
大げさかもしれませんが、
私はそう感じました。
スプーンが跳ね返されたときは、
どうなることかと思いましたが、
結果は大正解でした。
こういう小さなサプライズが、
毎日の楽しみだったりします。
みなさんは、
最近何か新しい発見はありましたか?
いつもと違う道を通ってみたり、
見たことのないパッケージのものを買ってみたり。
そういう、
ささやかな冒険をしてみるのも、
いいかもしれません。
ちなみに、
このヨーグルト、
あまりの人気なのか、
翌日にはもう棚から消えていました。
買っておいて、
本当によかったです。
運も味方してくれたような、
そんな気がします。
また今度、
あのスーパーに行ったとき、
もし入荷していたら、
絶対にまた買おうと心に決めました。
今度は、
ちょっとしたフルーツと一緒に、
食べてみるのもいいかもしれません。
想像するだけで、
なんだかワクワクしてきます。
次の週末が、
今から少し楽しみになりました。
こういう時間を大切にしながら、
また明日からの日常を、
のんびりと過ごしていこうと思います。
少し、
話しは変わりますが、
最近、
家の中の模様替えをしました。
といっても、
大掛かりなものではありません。
リビングの隅に置いてある、
小さな棚の位置を、
少しだけ変えてみたのです。
たったそれだけの事なのに、
部屋の雰囲気が、
ガラリと変わりました。
いつも座るソファからの景色も、
新鮮に見えたりして。
こういうのって、
やっぱりいいですよね。
お金をかけなくても、
時間を使わなくても、
ほんの少しの工夫で、
気分を変えることができます。
『プチ・リフレッシュ』
とでも言うのでしょうか。
大げさな旅行に行かなくても、
日常の中で、
小さな旅をしているような気分になれるのです。
問題は、
私たちの心というものは、
どうしても同じルーティンに慣れてしまう、
ということです。
毎日同じ時間に起きて、
同じ道を歩いて、
同じような仕事をこなして。
それはそれで、
平穏で素晴らしいことなのですが、
気がつくと、
心が少しずつ、
お休みモードになってしまう。
感応(かんのう)する力が、
少しずつ弱くなってしまう。
そんな気がするのです。
たとえば、
お気に入りのマグカップでお茶を飲むとき。
最初は、
「なんて素敵なカップなんだろう」
と感動していたはずなのに、
毎日使っているうちに、
ただの「水を飲むための道具」になってしまう。
そこにあるのが当たり前になって、
ありがたみを忘れてしまう。
そういうことって、
ありませんか?
私は、よくあります。
便利になることは、
とてもありがたいことなのですが、
同時に、
私たちはたくさんのことに、
慣れてしまう。
鈍感になってしまう。
そう考えると、
ちょっともったいないような気もします。
では、いったい、
どうすればいいのでしょうか。
何も、
毎日劇的な変化を起こす必要は、
ないのだと思います。
そんなことをしていたら、
体がいくつあっても足りません。
そうではなくて、
日常のほんの小さな部分を、
ほんの少しだけ、
ずらしてみる。
それだけで、
十分なのかなと思います。
たとえば、
いつもは選ばない色のハンカチを買ってみたり。
いつもとは違う駅で降りて、
知らない道を歩いてみたり。
朝のコーヒーに、
いつもと違うお砂糖を入れてみたり。
そういう、
ささやかな変化。
それを、
面白がってみる心。
そういう姿勢が、
大切なのかもしれません。
私の場合は、
今回のヨーグルトが、
まさにそれでした。
いつもの棚に、
新しい風が吹いたような。
そんな小さな出来事が、
乾いたスポンジが水を吸うように、
心を潤してくれるのです。
そういえば、
子供の頃は、
毎日が発見の連続でしたよね。
道端のアリの行列をずっと眺めていたり、
見たことのない形の葉っぱを拾って集めたり。
世界は、
謎と驚きに満ちていました。
大人になるにつれて、
「知っていること」が増えて、
驚くことが少なくなっていきます。
「ああ、あれね」
「知ってる、知ってる」
そうやって、
何でも分かったような気になってしまう。
でも、
本当にそうでしょうか。
実は、
私たちは何も分かっていないのかもしれません。
知っているつもりになっているだけで、
世界は相変わらず、
不思議と魅力に満ちている。
ただ、
私たちの見方が、
少し曇ってしまっているだけなのかも。
そう思うと、
なんだか少し、
もったいないような、
切ないような気持ちになります。
せっかくの人生ですから、
もう少し、
世界を面白がりたい。
子どもの頃のように、
目をキラキラさせてとは言わないまでも、
「わあ、これ美味しいね」
「こんなところに、こんなお店があったんだ」
そんな風に、
素直に驚ける自分でいたいなと思います。
そのためには、
やっぱり、
心のアンテナを、
少しだけ高くしておくこと。
小さな変化に、
敏感でいること。
そういうことが、
必要なのかもしれません。
難しく考える必要は、
まったくありません。
「今日は、いつもと違う道を通ってみよう」
そんな軽い気持ちで、
十分なのです。
もしかしたら、
新しいお気に入りのカフェが見つかるかもしれないし、
すごく可愛い野良猫に出会えるかもしれない。
あるいは、
ずっと気になっていた場所が、
実は思っていたのと全然違って、
もっと素敵だったりするかもしれない。
期待しすぎない程度に、
ちょっとだけ楽しみにしておく。
そのくらいの距離感が、
ちょうどいいのかなと思います。
こういう話をしていると、
なんだか、
次の週末が待ち遠しくなってきました。
今度の土曜日は、
お天気はどうでしょうか。
晴れたらいいな。
もしお天気だったら、
少し遠くの公園まで、
お散歩に行ってみようかな。
いつもとは違うパン屋さんで、
見たことのないサンドイッチを買って、
木陰のベンチで、
のんびり食べるのもいいですね。
想像するだけで、
口元が緩んでしまいます。
あ、いけない。
まだ水曜日でした。
週末のことを考えるのは、
もう少し仕事や家事を頑張ってからですね。
でも、
こうやって楽しみを一つ作っておくだけで、
今週の残りも、
なんだか乗り切れそうな気がします。
「終わりよければすべてよし」
ではありませんが、
「週末のお楽しみがあるから、今週もがんばろう」
と思えるのは、
とても幸せなことですよね。
みなさんは、
次の週末、
どんなことをして過ごしますか?
もし予定が決まっていたら、
こっそり教えてほしいくらいです。
きっと、
人それぞれの、
素敵な過ごし方があるんでしょうね。
想像するだけで、
なんだか温かい気持ちになります。
それでは、
そろそろ洗濯物を取り込んで、
夕飯の支度を始めないと。
メニューは、
冷蔵庫に残っている野菜たちを使って、
温かいスープにしようかな。
こういう何気ない日常のルーティンも、
たまには愛おしく感じられたりします。
ではまた。
みなさんも、
素敵な週末を迎えられますように。
そういえば、
この間、
スーパーの野菜売り場で、
ふと季節の変わり目を感じたんです。
いつもの棚に、
新玉ねぎが並んでいました。
丸くて、
少し白くて、
なんだかコロンとした形をしていて。
こういうのを見ると、
春だなあって思います。
私の場合は、
まずスープにしたくなります。
薄切りにして、
バターでゆっくり炒めて。
透明になってきたら、
お水を加えて、
コトコト煮込むんです。
味付けは、
シンプルに塩コショウだけ。
それだけで、
新玉ねぎの甘みがじゅわっと広がって、
体が中から温まるんですよね。
こういうのって、
なんだか贅沢だなと思います。
特別な食材じゃなくても、
その時期だけの味覚を楽しむ。
それだけで、
毎日の食卓がちょっとだけ豊かになる気がします。
みなさんは、
最近どんな旬のものを食べましたか?
もしかしたら、
すでにお気に入りのレシピがあったりするのでしょうか。
そういうのを聞くのも、
すごく楽しかったりします。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
お部屋の模様替えってしますか?
私は、
季節が変わるたびに、
なんだか少しだけ、
お部屋の雰囲気を変えたくなるんです。
大掛かりなことはできなくて、
本当に小さなことなんですけどね。
たとえば、
リビングのクッションカバーを、
明るい色に変えてみるとか。
ファブリック、
つまり布製品の色を少し変えるだけで、
お部屋の印象って、
ガラリと変わるから不思議です。
冬の間は、
どうしても茶色やグレー系の、
落ち着いた色を選びがちになります。
でも、
春が近づいてくると、
なんだか黄色や薄緑色のものに、
手が伸びるんです。
こういう変化も、
季節を感じる楽しみの一つなのかもしれません。
お部屋の中に、
新しい風が吹くような。
そんな気がして、
ちょっとワクワクします。
そういえば、
先日見かけた雑貨屋さんで、
小さなガラスの花瓶を買いました。
手のひらに乗るくらいの、
本当に小さなものです。
お値段も、
ワンコインで買えるようなものでした。
でも、
そこに一輪だけ、
道端で見つけたような小さな花を挿して、
窓辺に置いてみたんです。
朝日が当たると、
ガラスがキラキラ光って、
それだけで、
なんだか朝の気分が全然違うんです。
大げさなことじゃなくて、
そういう些細なこと。
ほんのちょっとした工夫で、
日常が楽しくなる。
これって、
すごく素敵なことですよね。
毎日、
家事や仕事に追われていると、
どうしても目の前のことだけで、
頭がいっぱいになってしまいます。
気がついたら、
一日が終わっていたりして。
ため息をつきたくなる日も、
正直、あります。
でも、
そんなときこそ、
自分の機嫌は自分で取ってあげたいなと思うんです。
温かいお茶を丁寧に淹れるとか。
好きな音楽を少しだけ大きめの音で聴くとか。
お気に入りのハンドクリームを塗って、
深呼吸をしてみるとか。
そういう時間を、
ほんの五分でもいいから作ってみる。
それだけで、
心のコリがほぐれていくような気がします。
完璧を目指さなくても、
いいんですよね。
たまには手抜きをしてもいいし、
自分が心地よければ、それでいい。
そうやって肩の力を抜いていくと、
周りの景色も、
少し優しく見えてきたりします。
あ、
そうこうしているうちに、
本当に夕飯の準備をしないといけない時間になってしまいました。
今日のスープは、
どんな味に仕上がるでしょうか。
美味しくできたら、
今夜の食卓も、
きっと楽しい時間になるはずです。
みなさんも、
今夜は温かいものを食べて、
ゆっくり体を休めてくださいね。
明日も、
穏やかで素敵な一日になりますように。