これで終わり
トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン パート2
観ました。
これで5作目。 ついに終わってしまった・・・
エドワードとベラの子供レネズミを守るため、世界中の古き友 他種族のヴァンパイアたちが集結!
そんな感じの最終作でした。
1作目から通して、ヴァンパイアたちはただでさえ強靭な存在ですが それぞれが個性として特殊能力を持っています。
四大元素を操ったり、 人の心を読んだり、 電流を流したり、 相手の能力を無効にしたり・・・
JOJOでいう「 スタンド 」 ってこんな感じのものなのでしょうか!?
( 5巻くらいまでしか読んでないから、まだスタンドが分からない 汗 )
前作からベラはついにヴァンパイアに転生し、
やっとやっと 愛する人とすべて同じになれました。
永遠に生き続け、 永遠に愛し合う。
「 いや。 人は限りあり、 儚く 移ろい 朽ちて行くからこそ美しいのだ 」
と
誰もが再確認してしまいそうなものです。
私もそう思っていました。
しかし、
この2人のバンパイアを見ていたら 少し変わったのです。
人は 限りあるものを愛おしく思い 大切にします。
その瞬間瞬間を悔いのないよう過ごします。 残された時間は減っていく一方だから。
例えば目の前に、1週間しか生きられない花と、ずっと続くものがあったとしたら、
誰しもがまずは お花に一生懸命愛情を注ぐでしょう。
そう。
人は ずっと続くものは、 後回しにするのです。
当たり前のことだから、別に いいのです。。
ただ
時間の尺度で図り、有限なものの順に優先させていったら、
ずっと続くものが果たされるのは 一体いつなのでしょう。
わたしたち魂は、光の世界に戻れば永遠で完全な存在であるため、
肉体をまとってしか感じられない、限りある儚いものを経験するためにこの世界へやってきました。
「 後回しにし続けて 気づけば人生を終えてしまっていたとしても、あちらに戻れば結局 永遠を経験するのだから・・・それはそれでいいのでは。 」
いいとは思います。
ですが
「 有限の中で見る 永遠 」 を感じられたのであれば、その奇跡をないがしろにせず、
朽ちてゆくものに対して抱く無常さ・愛おしさ、 それらと同等に想ってほしい。。。
ベラとエドワードは 「 時間はいくらでもある 」 と 笑っていますが、
盲目で愛に溺れている訳ではなく、 反対に 「 永遠の愛 」 だからって、慌てなくてもいつでもいい。などと、 ないがしろには もちろんしてません。
「 限りあるもの 」 と 「 永遠 ・ 無限のもの 」 に優劣はありませんね。 どちらも、同じだけ。
全5作 「 トワイライト・サーガ 」 は私に多くのものを与えてくれました。
主演のクリステンとロバートは歳をとっていってしまいますが、ヴァンパイアのベラとエドワードは私の中でずっとこのまま生き続けます。
老いない肉体、移ろわない気持ち、 変わらないことも、時には素晴らしいことです。
これからは、 「 ずっと続くもの 」 も大切にしていきたいと思います。
後回しに、 しない。 大切だと思えたその時に、 行動します。
