人は、自分に近いことになればなるほど、日々の変化に疎くなるようだ。
久しぶりに会った愛すべき親戚のオバちゃんに、
「ありゃ、あなた、太ったんじゃない?3キロ?もっと?」とバッサリと斬られ、
家人と顔を見合わせて「そ、そうかなぁ。。そうかもしれないです。」と動揺したりする。
そのとき決まってでるのは、
「毎日顔を合わせている人には、かえってわからないものだねぇ。」という台詞。
誰もが皆、毎日変化しているはず。でも、その変化の程度はとても小さいので、
職場の同僚が、行きつけの店のオジサンが、家族が、そして自分自身も、
その変化を見ていても。いや、見ているからこそ、かえって気付きにくいものなのだろう。
小さな変化の繰り返しを「流れ」ではなく、積み重なった「差」として意識してチェックしてみること。
それは自分のためにも、愛すべき親戚のオバちゃん対策としても、かなり有効なことかもしれない。