月をも知らで 影をば包み

咎星受くる 導き至れり

禍つとせられし者 夜明けにありやと


嘆きたもう 呪いを負わん

針もて砕かれし御骨なり


鬼は来ませり 鬼は来ませり


凱歌を聞きて 仰ぎまつれ

今日しも腐敗は 屠られしや


鬼は来ませり 鬼は来ませり


通りゃんせ 通りゃんせ

ここはどこの 細道じゃ

天神さまの 細道じゃ

ちっと通して 下しゃんせ

御用のないもの 通しゃせぬ

この子の七つの お祝いに

お札を納めに まいります

行きはよいよい 帰りはこわい

こわいながらも

通りゃんせ 通りゃんせ


月をも知らで 影をば包み

咎星受くる 導き至れり

禍つとせられし者 夜明けにありやと