桜色した満開の木々

私の季節

憂鬱な気分と

混雑した駅

待ち時間

列車はまだ来ない

あの子もきっと

一番大切な

告白を伝えきれずに

本当は

そんなに強くない

私を見せられないまま

見知った景色が

小さく遠ざかっていく