今月に入ってからのことですが、とあるネットニュースを読んでビックリしました!
なんと!クレヨンしんちゃんのしんちゃんの声が7月から変わってしまうんだそうです!
 

クレヨンしんちゃんは最早説明不要なほど世界中の人に知られている人気長寿アニメ。
1992年の放送開始以来、今日までお子様を中心に日本中を笑いで満たしています。


またそれに対して劇場版は笑いの中にも感動がある名作ばかりで、お子様だけでなく一緒に来た大人にも評判です。
私も定期的に劇場版のDVD借りてますし、毎年新作が出るのを楽しみにしています!


そんな国民的アニメですからね。
主役のしんちゃんの声が変わるとなればニュースにもなりますよ。


放送開始からずっとしんちゃんの声を担当されていたのは「矢島晶子」さん。
ガンダムWのリリーナやBLOOD+のディーヴァに犬夜叉の琥珀など、ヒロインから悪役に少年まで幅広い演技をこなせるベテラン声優さんです。


そんな方が何故役を降りられるのかというと、矢島さんご本人からの「しんのすけの声を保ち続けるのが難しくなった。」という申し出を制作陣か受け、協議を重ねた結果、6月29日放送回をもってしんちゃん役を降板されることになったとのこと。
声優さんが役を降りられるのは体調不良やご逝去以外では珍しいとネットニュースには書かれていましたね。
 

でも矢島さんにとってしんちゃんの声はとても出すのが大変な声で、長年苦労されながら演じられてきたとのこと。
特に近年では声を作りながらの自然な演技が出来にくくなってきたし、しんちゃんの声を収録した後は確実に声が荒れるため、折角新しいお仕事が来ても断らざるおえないときがあったそうです。
 

そういえばポプテピピックで矢島さんがピピ美役で出演されていた際、声がとてもしんちゃんに近くて気になってたんですよね。
ピピ美は女子中学生だからリリーナみたいな少女の声で問題ないはずだし楽しみにしてたんですが・・・。
制作陣の指示でその声だったのならいいのですが、「しんちゃんの声やり過ぎて、地声までもしんちゃんになっちゃったの!?」ってちょっと気になっていたんですよ。


それにしても、そういった事情での降板ならば仕方がないですね・・・。
しんちゃんは矢島さんにとって25年以上慣れ親しんだ役ですから、降りるかどうかの結論に至るまで大変悩まれたことでしょう。
 

でも演技の勉強をしていた身としては、他の役にも挑戦したいという気持ちやベストな演技を維持出来ない悔しさもわかります。
だから矢島さんのご決断を否定することは私には出来ないです。
ただただ、「お疲れ様です。」と「素晴らしい演技をありがとうございました!」しか言えません!

そして2代目のしんちゃん役の声優さんが一昨日発表されました!
2代目しんちゃんは「小林由美子」さんです!


小林由美子さんはソウルイーターのブラック★スターや焼きたて!!ジャぱんの東和馬、デュエル・マスターズシリーズの切札勝舞や勝太など少年役に定評のある方ですからね。
何の心配も不安もないですし、適任過ぎて小林さんが2代目と知ったときはとても納得がいきました!
流石に変わったばかりの頃は違和感を感じてしまうのかもしれませんが、良い演技をしてくださるのは間違いないと信じております!

 

・・・思えばクレヨンしんちゃんは25年以上も続いている長寿アニメ。
ドラえもんの声優陣が一気に変わったときみたいに、古いものから新しいものへと変わる“過渡期”に差し掛かっているのかもしれませんね・・・。
 

今まで当たり前のように聞いていた声が変わってしまうのは寂しいですが、新しい声を受け入れてこれからも見続けていこうと思います。
兎にも角にも、矢島さんが演じられるしんちゃんを聞けるのは残りあと数回・・・。
見逃さないように、聞き逃さないようにしなければなりませんね!