新幹線のぞみ42号、博多発新大阪行き。

発車時刻16時ちょうど、13号車11番D席・・・


出発まで時間を持て余していた僕は、

何気なく駅の本屋に立ち寄った。


社会人になってから、ついついビジネス新書のコーナーに

行きがちだったが、夏休みぐらいたまには小説でも読むかと

平積みになった文庫本の表紙を流し見していく。


すると、一冊の本の前で体がとまった。


薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)/江國 香織
¥680
Amazon.co.jp


「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木/江國香織」


僕の目が反応してしまったのだ。


・・・江國香織・・・


以前好きだった人が、好きだった作家。


彼女と恋をしていたのが今日と同じような夏だったせいか、

お盆休みで地元に帰ったことが彼女の思い出を甦らせたせいか、

僕はその本を手に、レジに向かっていた。


僕は新幹線に乗り込むと、パラパラとその本を読み始めた。



以前彼女に借りて読んだ江國さんの作品と同じように、

この本にもたくさんの花が出てきた。


本を読み進めるのと同時に、僕は、自分の思い出のページまでも一緒にめくっていくようだった。



・・・そぅ。


彼女は花が好きな人だった。


そんな彼女を喜ばせようと、僕は、彼女の誕生日の日付には毎月、

小さなブーケをプレゼントしていた。


彼女は花をもらうのが好きで、僕は花をあげるのが好きだったから。


お互いの“好き”の歯車がかみ合うことが、

こんなにうれしいことなのかと感じるようになったのは、

彼女によるところが大きいだろう。


彼女との思い出が、次々に甦っていく。


バレンタインのチョコのお返しに、Laura Ashleyの花瓶をプレゼントしたこと。

「これから、贈る花を飾っていってね」って。


そんな楽しく綺麗だった恋も、・・・枯れて散る時はやってきた。


僕が彼女と離れ離れになる前に、最後に送った薔薇の花を、

彼女は枯れる前に食べたと言う。

「あなたとの思い出を自分の身に残したい」と・・・。


僕の思い出の成分を含有率でしめすことができるのならば、

彼女との思い出は、いったい何パーセントになるのだろう。


僕の人生で、唯一プロポーズをした人。


きっと彼女は、今もあの時と同じように、自分の道をしっかり歩いているのだろう。


彼女は、空に向かって一直線に伸びる向日葵のように、

強い芯を持っている人だったから。





彼女は、江國さんの本が好きだから、花が好きだったのだろうか?

花が好きだったから、江國さんの本が好きだったのだろうか?


とにかく彼女は、花が好きな人だった。



まずはコレ→http://ww3.enjoy.ne.jp/~oyf/closetoyou.htm をクリックビックリマーク

ステキなメロディーが流れます音譜

曲は【The Carpenters 】の『(They Long To Be) Close To You』ドキドキ

音楽とブログの融合こそ、ブログ演出家parmanの真骨頂なのですキラキラ

メロディーを聴きながらのブログをお楽しみください♪


東京は昨日から雨が降り続いています雨

気温のほうも、冬の訪れが近づいてきているようで、めっきり寒くなってきました。


こんな日は、温かい飲み物を飲みながら、窓の外を眺めるのが好きです。

そしていつも思うのです。


雨にはピアノの音色がよく似合うなぁ~って。


風のないゆっくりとした“シトシト雨”のときは、特にそう思います。

それは雨粒が落ちていく様が、ピアノの音をはじく感じに似ているからでしょうか?


私にとって、雨とピアノは相性がいいんですよね。


そこで、こんな雨の日にぴったりな曲だなぁって思うのが、

【The Carpenters 】の『(They Long To Be) Close To You』

邦題は『遥かなる影』です。

青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ/カーペンターズ
¥2,548
Amazon.co.jp

なんかこれ聴きながら雨を見ていると、しんみりするんですよね・・・。

良くも悪くも、しんみりしちゃいます。


なんやろなぁ・・・。


今の充実感と、これからの不安。

いろんなもんが混じりあって、雨と一緒に降りそそぐんかなぁ・・・




とまぁ、雨の話はそのくらいにしておきまして、タイトルにもあるように、parman、明日からちょっと香川に行ってきます。


ぶっちゃけ、何をしにいくかよく分かりません^^;


おそらく『UDON』を食べることは間違いないでしょうラーメン


あとは・・・、ほんまに何をするんやろ?

まぁ、香川でのことは、帰ってきてからブログに書くとします。


そういうわけで、いってきます(。・ω・)ノ゙



金曜日の朝は、“バレンタインで最後に残されたチョコの味”がする。


目覚まし時計を止めてふとんにもぐったまま、僕はそれを味わうんだ。


昨夜彼女と過ごしたベッドで眠りにつける幸せの余韻と、今朝もぅそこにはいない静かなさびしさ。


僕は、最後の一粒うを食べても、せっかくバレンタインでもらったチョコの箱を捨てるのが惜しいように、なかなかベッドから出ることもできないんだ。


そのどこかに、彼女の想いが残されているようで。


僕はその形跡を見つけたくて、やっぱりなかなかベッドから出ることができない。


そんな中、携帯から聞き慣れたメロディーが流れだす。


メールを開く前から、それが彼女だとわかる“愛のうた”。


僕は彼女のぬくもりを確かめながら、ふとんの中でメールを読むんだ。


彼女はしっかり今日を生きだしている。


だから、僕はもぅベッドの中に彼女の面影を探したりしない。


おもいきりカーテンを開けると、眩しい朝の光が部屋に差し込んできた。



明日は木曜日。
僕が彼女といつも会う日だ。


僕らはだいたい毎週木曜日にデートをし、彼女の予定が入ってない日曜日にも遊んだりする。
木曜日と日曜日。それが彼女の休日だから。


それで明日は木曜日で、僕らは午前中からデートの予定をしているのだけれども、僕はなんだか眠れない。
眠れない理由は、僕が夕方にたっぷり寝たせいが8割で、明日彼女と会う楽しみが1割。
あとの1割は・・・秋という季節のせいかな。


そんな秋の夜長に、僕は彼女から借りた【江國香織】の『いくつもの週末』をベッドに寝転んで読む。

いくつもの週末
¥419
株式会社 ビーケーワン

小説を読んでいると、彼女が小説のところどころにマークをつけていることに気づく。


どうして結婚したのかとよく訊かれるが、私は、自分用の男のひとがほしかったのかもしれない。 勿論そのときにそう思ったわけではないのだけれど、いま思えば、愛情と混乱と幸福な偶然の果てに自分用の男のひとがほしかった気がするし、 また、誰か用の女でいたいと強く望んだような気もする。誰か一人の女。悲劇的なことに、結婚の醍醐味はやっぱりこの一対一というところにあるらしい。


正しさなんて全然問題じゃない。 結婚して、たった一つ学習したことがそれだった。正しさに拘泥したら結婚なんてできない。私は夫に、私をどんどん甘やかしてほしいと思っている。 正しくなくてもいいからどんどん甘やかして、夫がいないと何もできないというふうにしてほしい。 そうすればここにいることが私の必然になるし、逆にいうと、そうでないとここにいる必然性がなくなってしまうのだ。 隣同士に住んでいる恋人同士でなぜいけない?


私は夫といるとき、重いものは絶対に持ちたくない。重いものは持ってほしいし、夜道は一緒に歩いてほしい。 虫は退治してほしい。ときどき贅沢なチョコレートを買ってきてほしいし、怖い夢をみたら安心させてほしい。



僕はそれを読んで、なんだか楽しくなる。


彼女は、自分の気持ちをあまり言葉に出さない人だ。
僕が『好き』という言葉を耳にしたのは、ほんとに一、二度だ。


それに比べて、僕は彼女と話すたびに『好き』と言っている気がするのだけれど。
それが24歳という若さなのだろうか?


【24歳、学生】と、【28歳、歯科衛生士】。


さっきからずっと、相手のことを“彼女”と書いているのだけれども、
僕らは付き合っているわけでもない。

僕は彼女のことを、一般的にいう“彼女”と考えているし、彼女にとっても僕の存在は、一般的にいう“彼氏”なのだろう。


しかし、彼女は僕のことをけっして『彼氏』とは言わない。


「じゃあ、オレの事はみんなになんて言うの?」と聞いたとき、
「Boy Friend。」と彼女は答えた。
「欧米か!?」と、とりあえず流行のツッコミをし、僕らは笑う。
「女と男の関係にはいろいろあるのよ。」28歳の彼女は答える。


僕は、僕なりに28歳の女性の心境を考えたりもする。
これから結婚を考え、付き合いには慎重になっているに違いない。

そう考えると、あと少しで大学を卒業し、仕事の関係でどこかに行ってしまう僕のような男と付き合うのは、けっこうリスキーだろう。


僕はといえば、仕事で遠距離になっても、その時僕らの関係が続いていたら呼びたいと考えているのだが、彼女にも仕事や彼女の生活があるのであり、それは簡単に決めれることじゃない事だって分かっている。


それに、彼女はステキな人だから、けっこう男の人に「結婚を前提に付き合ってください。」と言われている。
僕が聞いているだけでも、そんな人が3人いる。
まぁ、彼女が選択肢として残しているのは、僕とあとひとりの男の人であろことには察しがついているのだけれど。


「その中で、オレはキミにとってどういう存在なの?」と僕は尋ねたことがある。
「あなたは・・・遊園地かな」と彼女は答える。
「じゃあ、あとひとりの人は?」
「彼は・・・温泉。」


「じゃあ、オレは楽しく遊ぶところで、結局最後はその人のところにいくんだねw」
「それは、あなたにとっての遊園地と温泉の捉えかたでしょ?私にとっての遊園地と温泉の考え方は違うかもしれないわ。」


僕は、なんだかんだいって、けっこうお気楽に構えている。
それが24歳という若さなのかもしれないし、僕の楽天的性格かもしれないが。

でも、お互いに今はっきりしていることは、「今、お互いがとてもいい関係だ」ということ。
僕は彼女を抱きしめるのが好きだし、彼女は僕に抱きしめられるのが好きだ。
彼女は僕と過ごす時間が好きだし、僕も彼女と過ごす時間が大好きだ。


僕は、自分の気持ちをあまり言葉にしない彼女のことを考えながら本を読む。
彼女のほんとの気持ちを探ろうとして。


そうやって秋の長い夜がふけていく。


明日は彼女と会ってどうしようかな。
ちょっと冷たい態度を演じてみようかな。
まぁ、すぐにオレがごめんごめんと謝ることになるのだけれど。
そのときはこっそり、チョコレートのプレゼントを用意しておこう。
それとも、演じる前に、彼女と会ったら、やっぱりうれしくて笑っちゃうかな。


明日は彼女と会うんだ。
はやく寝ないといけないな。



前回は、ちょっち抽象的な内容になってすいません(^^;)

日曜日はほんまいろんなことがあってね~♪

今日はそのことを書こうかなぁって思います☆


まず、朝から彼女(?)さんが家に遊びに来ました。(※?の意味は・・・まぁいろいろあんのよ汗

この日は一緒に映画を観に行く予定やったんよね。

11時上演やったから、10時に待ち合わせしてたら、8時ぐらいに電話かかってきて、

「もう着いちゃった。」やってえっ

そんでオレは寝巻きのまま、急遽車で迎えに行くことに車DASH!


でも、朝から彼女が家にいて、(うちはめちゃめちゃ日当たりがよくて朝がすごくきもちいい晴れ

ゆっくりした音楽聴きながら、一緒に紅茶飲めるなんて、なんか・・・幸せな休日の朝やんラブラブ

そんで準備を済ませて、いざ映画館へ車DASH!


この日は【ワーナー・マイカル・シネマズ】 15周年記念で、映画が全部1000円やったんよヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

オレはこの日のために、初めてネットで映画の座席予約をしてました音譜

ネットの座席予約って、使ってみるとめちゃめちゃ便利なんよねニコニコ

わざわざチケット買うために並らばなくていいし、早めにいい席予約できるし。

料金同じやったら、絶対ネットで予約しといたほうが利口やってキラキラ


そんでもって、オレはこの日、初めてクレジットカードを使いましたベル

parman、カードライフデヴューですチョキ


オレは今まで、カードって、どっか怖い部分あってん。

お金を使ってる感覚がないし、失くしたときの被害とかね。


その感覚はまだあるけど、使ってみました。

だって、カード使わないと座席予約が出来んかったけんね(^^;)

初めてのカード決済は、チケット2枚で2000円でしたクラッカー

今の彼女(?)さんと過ごすようになって、オレの社会活動レベルがどんどんあがってる気がしますアップ


そんで、一緒に観た映画は何かと言うと・・・『涙そうそう』 ですヒマワリ

そういうわけで、今日の音楽紹介は『涙そうそう』のサントラで♪

サントラ/映画「涙そうそう」オリジナル・サウンドトラック
¥2,500
アサヒレコード

このサントラには、もちろん【夏川りみ】の『涙そうそう』も収録されてます。

(試聴はこちらから→http://listen.jp/store/album_vicl35238.htm


そして映画はと言うと・・・いやぁ~泣きました。まんまと泣きました。

そんで前回のブログを書くことにつながった部分もあります。

(その他の要因のほうが大きいけどね。)


泣きたい時や、人のいろんな想いに浸りたい時に是非オススメの映画です。


映画を観た後は、家でパスタ作って、まったりしてました。

そんな時、突然高校の友達“S”から「今夜暇なら飲もう」ってメールが入ったと。

その日は、高校の友達“T”の誕生日やったから、「どうせ飲むならみんな集めてみよう」ってことになって、みんなに連絡することに。


待ち合わせは・・・「7時半、渋谷ハチ公前」で。


熊本出身のうちらが、そんなところで待ち合わせするとはね(笑)


高校の仲間が5人、渋谷の街で飲みました。

めちゃめちゃ熊本弁でw

久しぶりにみんなで飲めて、まじ楽しかったわ~♪


オレ以外はみんな社会人で、「うちらもすっかりそんな歳になったんだなぁ~」って思いました。

そんで思ったのは、高校の友達はやっぱり最高ってことビックリマーク

高校のあの時期って、やっぱりうちらの一番の青春時代で、その仲間はいつまで経っても色褪せんよね音譜

「もう時効だけん」って言って、あの時は秘密だった話もいろいろ出てくるしw


そんな中、高校の女体育教師を褒める、誕生日で今日主役の“T”から出た一言。

「ばか、カワイイはそれぞれあるとばい。でも、キレイはひとつばってん。」


なんじゃ、この酔っ払いの名言は!?(爆笑)

いやぁ~、ほんまにおもろかったわ~にひひ

“T”君、誕生日おめでとねクラッカー


次は、友達“Y”がアメリカから帰ってきたら、東京で【忘年会】です。

いまから、かなり楽しみです(笑)


“Y”、気をつけて帰ってこいや~(^з^)-☆Chu!!


その後、終電で最寄の駅まで行って、そこから家まで歩いて帰りました。
そんな時、【セカイイチ】の『ふりだしの歌』を聴きながら空を見上げると、星が輝いてました。
東京の空にも、星は頑張って輝いています。

そんで、ほろりと涙がでました。w

東京は明かりが多いから1等星か、頑張っても2等星ぐらいまでしか見えません。
でも、そこにはたくさんの星が輝いてるはずなんよね。

オレも都会の明かりに負けて、見えない星になるのか。
都会の明かりにも負けない、光り輝く星になるのか。

わからないけど、頑張って輝いていかないとね。
輝いてれば、きっといつか、その星に気づく人が現れるはずだから。