2010シーズン終了
2010年のJリーグも終わってしまいましたね。
今年は何勝出来んのかなー???
で始まったJ2リーグでしたが、終わってみれば、
5位 17勝7分12敗 得点47:失点34
立派過ぎます。
川勝監督が開幕前のインタビューで話していた
”地上戦”
苦しい時の空中戦が出来ないのは非常に辛かったですね。
が、しかし、どっかのチームのようにただ放り込む糞サッカーが
出来なかったことは、選手が頭で考え、苦しい時間帯、展開でも
丁寧に繋ぎ、アイディアをもって崩していくという、成長していく上での
ハンデとしては良かったのかも知れません。
バウル、富澤、(平本)、以外の頭での得点は期待できなかったですし、
その代わりに善朗、俊幸、といった飛び道具も生まれましたし、
ダイレで最後まで崩して奪うゴールも幾つか観られました。
若手の成長が著しく、中堅の晃誠の軸としての活躍等が
クローズアップされますが、意外と一番伸びたのはカンペーではないでしょうか。
責任感を与えると、人間変わるもんだなと思います。
来年もキャプテンかどうかはわかりませんが、土肥、土屋然り、間違いなく
ヴェルディの選手を支えられる貴重な存在になったと思います。
そして今年は、大黒のようなFWも、レアンドロのようなゲームメイカーもいませんでしたが、
春から夏に変わり、秋、冬へと向かうに連れて、スタジアムに行くのが
どんどん楽しくなって行きました。
サッカーだけにスポットを当てると、昇格は出来ませんでしたが、非常に楽しい一年でしたが、
資金がショートすると言われていた中、無事にシーズンを終えることが
出来た喜びをやはり忘れてはいけないでしょう。
潰れそうなヴェルディを、やり方は間違っていたのかも知れませんが救ってくれた
崔さんはじめ、渡貫さん、小崎さん。その後Jリーグからやってきた羽入社長はじめ、
現フロント人の営業努力。そんな彼等を見ながらも、力を出し続けた選手、スタッフ。
サポーター有志で行っていた署名活動(署名してくださった多くの方々)、
ボランティア活動、やはり応援することが一番だと遠方まで応援に行くサポーター、
トップを盛り上げてくれた下部組織や、ベレーザ、関係者の方々、
これまでも支えてくれ、きっと支え続けてくれるであろうMJSをはじめとする
スポンサーの皆様、そしてこのご時世に5年間もの包括スポンサー契約を結び、
ヴェルディを救ってくれたゼビオグループには最大の感謝を。
様々な人たちの想いがヴェルディを存続させてくれたことに感謝。
羽入社長の『土肥、土屋、奴らをもう一度J1で・・・』という言葉があり、
来年はJ1目指して闘えるという確信が持てた年にもなりました。
しかし忘れてはいけないのは、ゼビオとは”5年の契約”であるということ。
今後、状態が悪くなれば再び2010のようなことになることも考えられます。
そうならないよう、クラブとして2011からはより一層の努力を続けていかなければ
いけないでしょうし、我々サポーターも身近な人を一人でも多くスタジアムに
連れて行き、活気ある、魅力的なヴェルディにしていけたら良いと思います。
(私はまずできる事として、シーチケの早期入金を済ませました)
一年でも早くJ1にと、はやる気持ちもあり、非常に難しいところですが、
まずは2010シーズンを無駄にすることのないよう、小さい積み重ねで
より良いヴェルディになっていくことを願います。
余談
ヴェルディのサッカーの中心である晃誠の流出はどうやら避けられそうになく、
来年はまずそこを埋めることから始めなくては・・・といった感じですね。
一年通しあのパフォーマンスが出来る選手はいないと思いますし、
今後の監督のチョイスにも注目ですね。晃誠に関しては監督も悲しいだろうなぁ。
残ってくれたら嬉しいですが・・・まあ、難しいでしょうね。