MerconというデビルなジョグジャB級グルメ | Neo Culture #Journal

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Neo Cultureは、本来は歴史が長い年月をかけて行う文化の融合を、局所的に、ダイナミックに行おうという、一種の実験である。

ボロブドゥル行った後。

12時くらいからスコールが始まって

勢いはおさまったけど

今日は雨が降り続けるようです。


昨日のミュージシャンたちと合流するまでまだ少し時間があるので
軽く腹ごしらえ。

この臭くて苦い豆が安いので。。。


しかしまあ、
苦手です。。。


合流。
今日は雨のせいか屋台のお客さんもまばらです。


普通にノーゲスの屋台もあって

そんなときはミュージシャンのグループ同士同じ屋台でかぶることも
そんなときはもう仕方ないのでこんな風にセッションをして

お互いに楽しみます。



いい日があれば悪い日もあるのが商売ってもんです。

今日は早々に引き上げていつもの場所へ。
やっぱりみんな今日はダメだったみたいです。

こういうときはみんな静か。


みんなが弾く音楽もしっとりした感じになります。


俺もカホンかりて遊びます。
別に上手に叩けるわけじゃないし

やっぱり様になってないですねw


今気づいたけどこっちの人たちはミュージシャンじゃない。
オジェッのおっちゃんたちでしょうか。

ちなみにインドネシアはイスラム教の国なので

こういう場での飲酒はほとんどされず

コーヒーやジュースがよく飲まれます。



それから

ここでは一応ご飯を作ってくれるおばちゃんもいます。
お腹空いてきたのでおすすめを教えてもらって注文しました。

これがミュージシャンたちの間で人気?の

ナシ・ムルチョン
ナシは米とかご飯とかいう意味で

ナシ・ムルチョンというとムルチョンライス

日本でいうカレーライス的な言葉の作りです。


これがもう壮絶な辛さで
すごい量の唐辛子が入っています。

けっこう残してますがこれでもけっこう唐辛子食べましたw

料理としては挽き肉をしょうが、インドネシアの醤油、たっぷりの唐辛子で炒める料理です。

死ぬほど辛いのですが

一緒に頼んだミュージシャンのおっちゃんは

唐辛子までペロリと完食。

恐れ入る。


メニューの左側下から二番目にムルチョンの名前があります。
Merconで日本語に転写するとムルチョンです。

メニューにもoseng merconと書かれています。

Osengは炒め物の一種です。

ムルチョンはというと花火とか爆竹とかいう意味らしく

つまり辛いってことらしいですw


ちなみにその上に書いてあるNasi Gudegは

ジャックフルーツ、鶏肉、卵なんかを黒糖で煮込むジョクジャカルタ伝統の料理

ナシ・グドゥッと読みます。


ちなみにここのおっちゃんたちは

ナシ・グドゥよりナシ・ムルチョンの方が好きなんだそうです。


辛すぎて大変だったけど

ローカルな味がして旅の醍醐味を味わっている気分でした。

こんな感じで今日の夜ものんびりと更けていくのでした。

というわけで次回6/27の旅ご飯では!!

このムルチョンを皆様にお届けいたします~!

もちろん辛さは調整可能で

辛さ控えめから現地仕様の死辛までお選びいただけます~!