本日20時過ぎ、震度3に設定している私のスマートフォンが鳴動しました。

警戒エリアのひとつ【伊豆諸島】の八丈島東方沖が震源でした。


八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が 「No.1778 長期継続大型地震推定前兆変動」について7月16日に『続報 No.368』を発表しました。






内容の詳細は下記の通りです。


 №1778 続報 前兆変動関係再考7/18以降前兆継続の場合は8/7±3可能性か?

 №1778長期継続前兆につきましては、7/23±3発生の可能性を考えておりました。

 図1№3427 №1778の別形態多段ステージ前兆変動
 ①噴火型=№1778の第27ステージ噴火型別形態 火山近房地震前兆別形態この場合、誤差があってもここ一両日中に は前兆変動が終息する可能性が計算されています。しかし、現在継続出現中の以下の前兆変動・CH07特異(八ヶ岳)・CH15特異(八ヶ岳) CH26PBF (ハヶ岳)•CH26火山(八ヶ岳)は、CH26火山(噴火型・火山近傍地震型)以外は本日も明確に継続出現しております。ここ一両日中に上記の前兆変動が終息した 場合は図1の関係が正しいことになりますが、7/18以降も前兆変動が継続出現した場合は、図2の関係も考えられます。№3427 №1778の別形態多段ステージ前兆変動①噴火型=N№1778の27ステージ② 噴火型形態 火山近份地震前兆別形態発生推定時期は、早い場合の可能性を考慮して前兆関係を観ています。このため、推定された前兆変動終息時期に終息しない場合は前兆関係の見直し再考を余儀なくされています。

図2の場合は、以前に報告致しました7/7出現のハヶ岳のCH04の弱い特異変動を直前特異ではなく、ここまで前兆期間で、7/8以降Tpp(静穏期)に入った可能性として考えました。従って、幾つかの観測装置の変動が終息していますが、まだ4/21.1種大に対する終息以外、他の極大に対しては静穏期に入っていない認識となります。7/18以前に前兆変動が終息した場合は即刻続報を出しますが、続報が無い場合は、7/18以降も前兆変動が継続し、次の早い場合の可能性としては図2に示す 8/7±3時期が考えやすいとご理解下さい。
その後の変化を鑑み、発生時期推定に努めます。
図2の関係も正しいか否かはまだ不明です。発生がより先となる可能性も否定はできませんので、変化を鑑み検討を続けます。 

 ●推定領域:図3の太線枠内・火山近秀

 ●推定規模:単発では M8.0±0.3複合 M7.4+M7.3等
 ○推定地震種:震源浅い陸域地殼
 ○ 推定発生時刻:午前9時±2 or午後6時±3 



 現時点での串田氏の見解は以上です。 


 よろしければ是非、下記をご覧ください。Yatsugatake South Base Observatory 山梨県北杜市大泉町谷戸8697-1 研究室 FAX 0551-38-4254※首都圏直下・南海トラフ等大型地震は前兆検知から発生までの日数は数日の可能性が高いですが、№1778前兆は29年の観測歴上 最長継続の最大に難解な変動です。N№1778前兆につきましてはPHP新書「地震予報」に記したため、読者の皆様に出版後の前兆変動の変化について続報公開しています。№1778以外の他の地震前兆につきましては本HPでは公開できません。E-mailまたはFAXで 配信している観測情報でのみ公開しています。本観測研究をご支援下さる皆様にN№1778以外の別の地震前兆変動の有無や発生推定 内容等の観測情報を配信しています。観測情報配信の「公開実験」に是非ご参加下さい。本年1/1発生の「能登半島地震M7.6」につきましても、2023年12月31日の午前11時にM7.3±0.5の地震が1/2±2に発生する可能性「予報」を観測情報配信参加の皆様に配信し、地震発生に間に合いました。N№1778に関しては解説資料の32頁~35頁を参照下さい。

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