【ソウル、クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件は15日、発生から3日目を迎え、現場となったマレーシアでは容疑者が逮捕されるなど解明に向けた動きが進んだ。韓国では情報機関、国家情報院(国情院)が15日、「金正恩政権発足後(暗殺の)継続的な指示があった。5年前から暗殺を試みていた」と国会情報委員会に報告、事実なら正男氏は北朝鮮最高指導者の指示で常に命を狙われる身だったことになる。
マレーシア警察は15日、実行犯とみられる女2人組のうち1人をこの日朝(日本時間同)、暗殺現場と同じクアラルンプール国際空港で逮捕したと発表した。警察によると、女はベトナムの旅券を持っていたが、ミャンマー人とも報じられている。もう1人の女と、監視カメラの映像から浮上した仲間とみられる男らの行方を追っている。
マレーシア紙スター(電子版)は同日、正男氏の遺体の検視が終了したと伝えた。マレーシア政府筋がロイター通信に語ったところでは、現地の北朝鮮大使館は検視に反対して遺体の即時引き渡しを要求したが、マレーシア側は拒否した。
マレーシア紙・東方日報によると、警察は殺害に使用されたとみられる有毒薬物を特定したと主張している。15日に逮捕された女は、残りの仲間が逃走するため、おとりにされた可能性があると警察は考えている。
一方、国情院によると、正男氏は2012年4月、「私と家族を助けてほしい」と暗殺指令の撤回を求める助命嘆願書を正恩氏に送っていた。しかし、その後も北朝鮮当局は暗殺の機会をうかがっていたとみられる。
正男氏の身辺を保護していたのは中国当局で、暗殺を強行すれば中国との関係悪化が予想される。それにもかかわらず殺害した理由について国情院は「正恩氏の性格に起因しているのではないか」と分析した。
韓国亡命阻止を狙ったという報道もあるが、国情院は「これまで亡命を試みたことはなかった」と説明した。家族は北京とマカオにおり、中国当局が保護しているという。
[記事は以上です。Source by 時事通信 News]
殺害された金正男 氏の妻の写真を見て、ハリセンボンの近藤春菜 のジョークかと思った。
こちらは近藤春菜。
髪型が違いますが、それでも
激似ですね
【追記 】これはガセネタにやられたみたいです