清原和博容疑者を逮捕、覚せい剤取締法違反の疑い
警視庁は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、元プロ野球選手で西武、巨人などで活躍した清原和博容疑者(48)を、東京都港区内で現行犯逮捕した。
清原容疑者は1日には自身のブログを「似顔絵」という題目で、「知り合いに絵を書いてもらった。結構似てる」と更新。最近では、毎日のように身近な話題を書き込むなど、煩雑に更新していたが、1日の23時27分を最後に2日は更新されていなかった。
[記事は以上です。Source by サンケイスポーツ News]プロ野球キャンプインのタイミングで…
松井秀喜臨時コーチが巨人の宮崎キャンプで指導しているのと対照的だ。
実力はピカイチだったのに
あれだけの記録を残した名プレイヤーが、どのチームからも、指導者として声が
掛からなかったのは、やはりこのような事態を予測して警戒し、距離をおいていたからに他ならない。
引退後の転落人生は、付き合う相手を間違えたことが大きな要因だと思う。
甲子園の、球界のヒーローは禁断の薬物に手を出していた。覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。これまで何度も薬物疑惑の噂はかけめぐり、警視庁は1年以上にわたる内偵捜査を経て、この日の強制捜査に踏み切った。調べに素直に応じ、容疑を認めた清原容疑者。かつて日本中が熱狂した男の姿はそこにはなかった。
© 産経新聞 提供 清原和博容疑者=東京都中野区(撮影・春名中)
「薬物疑惑の報道後も、清原容疑者は薬物をやめられなかったようだ」
清原容疑者に近い関係者はこう打ち明ける。清原容疑者の薬物疑惑が最初に報じられたのは平成26年ごろ。だが、この関係者によると、親しい知人だけの会合では、違法性は不明だが何かの薬物を摂取する姿が目撃されていたという。
薬物疑惑の報道を受けて、テレビでの露出も減っていた清原容疑者。芸能関係者によると、昨年ごろからは、清原容疑者の状態を懸念した知人らが清原容疑者に毎朝、ランニングをさせたりするなど、「健康的な生活を送らせようとした」という。27年にはテレビ番組に出演し、家庭問題などを受け、お遍路姿で全国を行脚して反省を深めていることを強調し、薬物疑惑も強く否定していた。
ただ、東京・銀座の飲食店関係者によると、昨年春ごろからは、控えていた行きつけの銀座のクラブでの飲食も再開。「疑惑のほとぼりが冷めたと思ったようだ」と分析する。
そんな清原容疑者に対し、捜査の目は光り続けていた。
「清原の情報については前からファイルを作っているよ」。薬物疑惑の報道直後、薬物犯罪に携わってきた捜査関係者は、そう話しながら机の後ろのファイルを指さした。
警視庁は薬物疑惑が報道される前後から、清原容疑者が違法薬物を摂取していた疑いがあるという情報をつかんでいた。昨年からは薬物事件を専門とする組織犯罪対策5課が本格捜査を開始。立ち回り先などでの行動確認も進めた。
ただ、相手は有名な元プロ野球選手。捜査は慎重を極めた。念頭にあったのは26年に歌手のASKA氏が覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された事件だ。この事件では、交際相手の女性が無罪を主張。組対5課は予定外の追加捜査を強いられるなど異例の経緯をたどった。
捜査関係者は「捜査は慎重に進める」としており、組対5課で裏付け捜査を進める方針だ。