昨日に続き、東日本大震災の慈善試合となった今日の日本ハムと阪神のオープン戦で、日本ハムの斎藤がプロ初先発した。


左肩に喪章でマウンドに立ち、3回を投げて被安打13、失点9

○阪神12-3日本ハム●
(札幌ドーム、3月21日)
涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -斎藤祐樹初先発13安打9失点.jpg


野球日本ハム・阪神◆三回表阪神1死一、三塁、金本(右)に右線適時二塁打を打たれた斎藤=札幌ドームで2011年3月21日 木葉健二撮影


「自分はまだまだ。プロのすごさを身にしみて感じた」と唇をかんだガーン



二回は、先頭のブラゼルから3連打を許してプロ初失点。
三回は制球の甘さを露呈し、4連打を含む8安打を浴びて大量8点を失った。


「投げる球に困った。球の強さを増さないとダメ」と球威不足を痛感した様子。

この日の観衆は前日より約3600人多い30308人。


試合前に募金活動に参加し、ファンに笑顔と握手で応えた斎藤。
「本当に大変だと思います。精いっぱい生きてほしい」
と被災地にエールを送った。

この日の募金活動では約1585万円が集まった。

[記事は以上です Sourse by 毎日jp 武藤佳正記者]


メモ斎藤クンには よい試練だったと思います。
やっぱりプロは甘くないビックリマーク




プロ野球:パ・リーグは4月中、関東などでナイター行わず


プロ野球のパ・リーグは21日、東京都内のホテルで、東日本大震災の影響に対応するための臨時オーナー会議を開いた。 パ・リーグは4月12日に公式戦を開幕する が、
節電対策として4月中は東北電力・東京電力管内でナイターを行わない ことを決めた。




また、延長戦については試合時間が3時間半を超えて、新しいイニングに入らないとした。
公式戦144試合、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズは、予定通りの開催を目指す。また、これらの課題を協議するため、12球団による臨時オーナー会議を開くべく、調整していくという。

プロ野球は当初、3月25日にセ・パ同時開幕する予定だったが、パは今月17日に、開幕日の延期を決定。しかし18日にセ・リーグとともに、文部科学省から東北電力・東京電力管内でのナイター開催自粛などを要請されていた。


■プロ野球:選手会はボイコットせず セ・リーグ開幕29日確定

東日本大震災の影響を踏まえ、セ・リーグの開幕延期を求めていた労組日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)は21日、遠征先の札幌ドームで取材に応じ、セが開幕を29日に延期したことへの選手会の対応を発表した。引き続きパとの4月12日同時開幕を要望するものの、セが29日に開幕した場合でも、ボイコットなどは行わないとの見解を示した。
 選手会では、セが3月19日に「3月29日開幕」を発表した後、12球団の選手の意見集約を進めていた。
新井会長によれば、セ・パ同時開幕を求める意見が大半で、強硬な対応を求める声もあったという。
新井会長は「(29日開幕は)到底納得できない。被害が拡大し、原発問題や被災地の思いを考えると、その時期ではない」と強調したが、「(節電対策など)一定の配慮がなされている」「ストライキで一番悲しむのはファン」と、強硬手段を避けることを決めた。
 新井会長は22日に文科省を訪れ、選手会の意思を説明する予定。


■プロ野球:パは延長あり!? セの節電対策には否定的

 パ・リーグは21日、東京都内で臨時オーナー会議と理事会を開催し、4月12日まで開幕を延期した公式戦5カード44試合の日程調整について協議する。セからは6項目の節電対策を決めた19日の理事会後、同調を求める連絡が入っているが、パの球団首脳は否定的な見解を示した。

 中でも首をかしげたのは、全試合9回打ち切り。
ロッテ・石川晃球団運営本部長が「野球が変わってしまうし、パはやらないと思いますよ。節電と言うけど、4時間かかる9回の試合もあれば2時間で9回終わる試合もある。それをひっくるめて野球」と話せば、日本ハム・島田利正球団代表も「検討することになるだろうけど、本当にその線引きが正しいのか」と疑問を投げかけた。


 現在、パのアグリーメントが定める延長回は12回。過去にはセ、パで延長制限が異なるシーズンもあり、時間制限など違う形の規定を選ぶ可能性が高い。セの節電対策6項目には、延長戦なし以外にも「減灯ナイター」、夏場のデーゲームなどもあるが、これらについても否定的な声が多い。臨時オーナー会議は理事会のメンバーも入る異例の形で行われる。この日も議長の楽天・島田亨オーナーらがNPBで深夜まで綿密な打ち合わせを行った。セと足並みをそろえない、パとしての節電対策を文科省へ報告することになりそうだ。

■プロ野球:9回打ち切りで戦い方が変わる、野球が変わる…

【セリーグの決定に、セ・パ各監督の反応】


▼西武・渡辺監督 決まったことに従うしかないけど(セの)9回打ち切りはすごいよね。
変わってくるよね、野球が。投手起用もそうだし、ベンチにいる選手も変わってくるよ。




▼オリックス・岡田監督 そら大きいよな。(投手起用が)だいぶ違うよ。


▼阪神・真弓監督 これから考えていかないと。(戦い方が)多少は変わる、というか変えていかないといけないところもある。


▼ヤクルト・小川監督 ナイター練習ができないので、屋外でのナイターは8日阪神戦(甲子園)がぶっつけ本番。(9回打ち切りについて)采配は間違いなく変わる。選手の交代機、代打の勝負どころが前倒しになるのは確実。今までなら先発に託すところへの考え方が変わる。


▼広島・野村監督 決められた中でやっていかないといけない。今はウチが得とか損とか、そういうところまで気が回らない。チーム状態や悪い流れを立て直して、準備をしっかりとするだけ。


▼横浜・尾花監督 (9回打ち切りで)もちろん戦い方は変わってきます。3イニング前倒しみたいな部分もあるから、投手起用も前め、前めになっていきます。


[記事は以上です Sourse by スポニチ]




交流戦は、セ・リーグがホームの試合では、やはり9回打ち切りになるんでしょうか。
 それにしても、真夏のデーゲームとなれば、投手起用が変わってきそう。
 野手も含め、高校球児として夏の甲子園経験者の若手が多く起用されそうですね。


 ハンカチ王子 復活なんて