2008年に、安全なアロマセラピーを広めたい
アロマセラピストを応援したいと
関西アロマセラピスト・フォーラムというNPO法人を
立ち上げました。
産婦人科医の大門先生を理事長に
関西でアロマルームを併設している
クリニックの先生方を理事に招き設立できました。
数か所の院内アロマルームを開設し
数か所の施設でアロマボランティアを実践し
震災時にも、アロマセラピーのボランティアで
支援させていただく活動を行なってきました。
子育て支援の活動や
介護分野でのアロマの活動も増えてきて
アロマの新たな可能性も一杯感じています。
そして9年が経ち、5月21日(日)に
「第10回総会・講演会」を開催しました。
今回は、
『院内アロマセラピーの実践報告』
~お陰さまで10周年目をありがとう~
と題して、これまでの活動にかかわって下さった
会員さんをはじめとするアロマセラピストの皆様に
10年目の節目を迎えた感謝の気持ちをお伝えする
ことをテーマにしました。
何年も活動されているベテランセラピストさんや
ずっと応援してくれている懐かしいお顔を見せてくださったり
出産後で、赤ちゃんを連れでご参加下さった方もあり
本当にうれしく思いました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
KAF設立時より、様々な講座や、活動場所を広げて
アロマセラピストの応援をしてきましたが、
時代の流れにより、アロマの情報もネットで簡単に手に入れられ
アロマスクールも飽和状態となってきたように感じます。
ここ最近では、当時のようなニーズを感じなくなってきました。
寂しいことですが、
今後の活動縮小を考えざるを得なくなりました。
新しい講座などは行なわず、
院内アロマルームの継続と
アロマセラピストの研修の場ともなるボランティア活動の継続
そして、個別のご相談対応へと切り替えていくことを
お伝えさせていただきました。
この件に関してアンケートでは
残念に思うお声をたくさんいただき、
アロマを広めたいというセラピストの集いは
継続していかなくてはと改めて考えさせられました。
今の私にできることなら何でもやらせてもらいますので
個別の相談にもいらしてくださいね。
午後からの”実践報告・パネルディスカッション”では、
1.院内アロマルーム
2.介護分野でのアロマセラピー
3.ラヴィングベビータッチ
4.ボランティアでのアロマセラピー
と4つの分野に分かれて、
それぞれの分野で実践されている
セラピストさん達に発表していただきました。
セラピストの現場での始めたきっかけや
苦労したことや、嬉しかったこと、
心がけていることなどを質問させていただき、
座右の銘ともなる言葉も教えていただきました。
「寄り添い」
「言葉の上に愛を乗せて」
「ラヴィングに」
「親子の絆つくり」
「育むケア」
「初志貫徹」
「和顔愛語」
「愛を持った言葉」
「継続は力なり」
「地道に 一進一退」
「その人らしさを大切に」
「まごころで寄り添う。万能一心」
「人生の大先輩の言葉は教訓になる」
「太陽のような存在で」
「結果に執着せず、その方の癒しの道、過程を信頼する」
クライアント様からいただいた大切な言葉として
紹介してくださった方
長年の真摯な思いを表現してくださった方
最初の思いを大切に活動を続けていきたいとおっしゃった方
それぞれの熱心な活動や思いに触れ、
心にじんわりと沁みていきました。
実はわたしも、これまでのアロマセラピストの人生で
大切にしている思いや言葉があります。
それを披露したいと考えていたのですが
皆さんのそれぞれの言葉を聴いていると
突然涙があふれてきてしまい、声になりませんでした。
アロマセラピストで良かったな~
アロマセラピストは素敵だな~と
胸が熱くなりました。
アロマハンドケア体験会では、
まず、『アロマでタッチケア~ハンドトリートメント講習会』で
実践しているハンドマッサージのビデオ動画をご覧いただき
絆ホルモン=オキシトシン効果を促すためのタッチについて
知っていただいてから二人一組になり、
両手で15分ほどのハンドマッサージを行いました。
日頃、誰かを癒す側のセラピストですが
セラピスト同士が向き合って
お互いのタッチに出会うことで
改めてタッチがもたらす心身への癒し効果や
人の手の心地よさを感じていただけたようです。
みなさんのこぼれる笑顔に
私たちも、心がジーンと熱くなりました。
日頃する側なので、人の温もりタッチの良さを改めて感じました。
久しぶりにハンドマッサージを受けて心が緩み会話が増えました。
セラピストもメンテナンスが必要だと感じました。
プチグレンのブレンドすごくリフレッシュできました。
お互いに意見をいいあい、違う手技を教えて頂き勉強になりました。
と感想をいただき、大変好評でした。
振り返ると、今年の総会・講演会は
セラピストの思いやタッチに触れる
温かい会となりました。
そして、たくさん励ましていただきました。
そして、会場スタッフとしてお手伝いくださった会員の方々
今年も盛り上げて下さって、ありがとうございました。
皆様に支えられてKAFが10年目を迎えられたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
大門理事長
素敵なプレゼントをご準備いただきまして
ありがとうございます。