備忘録として。。 | #01 Kaneoya 『一蹴入魂』

備忘録として。。

世の中の情報流通のスピード感。

それが故に生じる様々な感情の変化に、ここ数日のあいだは、自分自身の本当の感情、考えを見失いがちになっているような感覚に陥っています。


こんなに多くの人がアメフトについての話題に触れている事態を、全く喜べず、違和感というか、憤りに近い感情を抱いている事が本当に残念です。


 何だかんだで、様々な角度から、沢山の方々の意見を見聞きしたりしているなかでも、個人的にはこういった問題が生じてしまう要因になっているであろう、組織のあり方については自分なりに考えを整理して残しておきたいと思ったので、これを書いてます。


今回の問題は、あのときの、直前の指示として何と言った(伝えた)かではなくて、


どのような想い、理念のもとで、これまで日常的に、どんなメッセージをどうやって伝えて来たか?


要はどの様な指導を重ねて来たのか?だと思う。


そこさえ、ブレずに本質を伝え続けてこれていたならば、よほどなことがない限りは、指示側の意図と大きな乖離は生じない。


瞬間、瞬間の下の人間の解釈、判断が大きく意図と乖離するような事態を招いている以上、そこにそもそも問題があったはずで、その事態を下の人間が背負うことは違うと思う。


特に上意下達の強く残る組織においては、間違いなく上の人間が責任を自覚して、何故そのような乖離が生じてしまったのか?

正確に見つめなおして、その上で必要な対処をすべきだと思う。


ましてや、教育機関で責任ある立場にある方であればそれがわからないはずもなく、模範となるべく対応をしてほしかったとも思う。


マイナースポーツであるアメリカンフットボールに対してこれだけのネガティブな視点での報道は、競技繁栄に対しては致命的なものになりかねない。。


そんなアメリカンフットボールから多くの事を学び、成長させて貰った1人の人間としては、本当に残念です。


すでに世論(メディア)は、『アメフト』➡︎大学(教育機関)の在り方』

と変化しつつ、話題性のあるものをただ面白がって取り上げてるだけになってるようにも感じられますが、、


誰がどう見ても納得のできるような形で収束してくれる事を祈ります。