DELLノートPCのドック接続コネクタのSATA線を乗っ取り、VAIO Z用RAIDドライブの片バンクに接続する。

片バンクは本来のHDDコネクタに接続。

 

DELL E6230 のドック接続コネクタのSTAT配線は以下。電池側が偶数PIN。

B+ 54
B- 56
A+ 60
A- 62

 

4個のセラミックコンデンサは取ってしい、そこに別途用意したSATA線をはんだ付けする。

はんだするパッドが小さいので、0.26mm単線を引き延ばしはんだする。

 

SSD側。

 

Dock eSATA Device に無事に認識される。

 

ストライピングで1つのボリュームで使いたかったけど、残念ながらミラーリングでしかボリュームを作れなかった。

 設計不良なんだか製造不良なんだか、この頃のMacbookPro15はシステムボードが腐って死ぬらしい。この件でAppleはアメリカで集団訴訟を起こされリコール対応をしていたが、それも2016年末で終了し、その終了を待ってこのPCは死んだ。で、殿様商売のAppleは古い機種については一切の修理対応もしてくれない。バッテリー交換すら対応してくれない。

 この不具合、調べてみるとICの温度サイクルでハンダ付け部分にクラックが入って導通しなくなり表示がおかしくなるようだ。1月程前に本来のビデオドライバでは青画面で起動しなくなり、Windows標準VGAドライバでだましだまし使っていたが、先週、とうとう640X480の16色でしか起動しなくなる。

 この基板を取り出し、ご家庭で修理できる範囲として、オーブントースターでリフローハンダをして復活を試みる。

 

 分解して外したシステムボード。

 T6ネジを外していけば簡単に外れる親切設計。注意点は、ボードにネジ止めしているスピーカーボックスが両面テープで筐体にくっついているので無理やり剥がさないこと。ゆっくりビリビリって感じで剥がしましょう。

 問題のビデオチップは、緑色のICの大きいほう。リフローハンダの前に、安定したハンダ付けをするために、鉛フリー用フラックスを基板とICの間に浸み込ませる。鉛フリーのハンダはきれいに付き難いため、たぶんこの作業は安定したハンダ付けに重要だと思う。使用したフラックスは、ホーザンのH-722。

 ほかの部分が溶けないように、ビデオIC以外の部分をキッチンペーパーで覆っておいた。

 

 

 

 基板はオーブントースターをトーストモードで焼く。温度管理をするため、温度計で基板の上の温度を測る。

 温度管理は、始め160℃まで4℃/1秒以下で加熱。その後、90秒くらいかけて180℃まで上げていきフラックスの効果を活性化させた後、ハンダが溶ける約220℃以上(温度はハンダによる。たぶん3銀無鉛ハンダなので218℃)になる様、240℃くらいを10秒キープが一般的な温度管理なので、160℃で1分→180℃で1分→245℃まで上げてOFF。その後、扉を開けウチワで扇いで冷却。

 温度計がない場合(普通はこんな温度計持っていないか)、160℃設定で予熱→180℃に変更して予熱→245℃に変更して予熱。予熱完了で半田終了でいいのかな? オーブンの温度の精度がわからない。

 

きれいに焼けました。

 

組み立てて電源を入れたら見事復活。ただし、ハンダ付けの状態はわからないので、またすぐに壊れるかもしれないが。

 

動作中にCPUやビデオチップの基板裏を触ってみるとかなり熱い。しかし、ヒートシンクがかなり熱い割りにファンはフル稼働していないっぽい。もしかしたら、冷却がいまいちで、チップの温度が高くなっていて、より膨張と収縮を繰り返しているのかも。でも、CPUは大丈夫なんですな。

 

注意点:

1、温度の上げすぎ過ぎと長時間加熱に注意。ハンダは約220度で溶けます。

2、一般的に除湿していない場所に放置した部品は、湿気を含んでおり高温でリフローの時にその水分が蒸発する事でチップにクラックが入ることがあります。本来なら120℃くらいで数時間乾燥させた後のリフローが安全なんですが。

3、電子レンジでは絶対にやらないように。

 

以上

 

2020年3月現在、子供がゲームに酷使しているけど、今のところ異常なし。

 

2021年4月に再発。

再修理は面倒なのでリサイクル店に持ち込み。さようなら。

 

フイルムヒーターなどを使ったバイク用グリップヒーターの自作記事は多いが、温度調整はスイッチでHI/LOや可変抵抗でやっている人が多い。きっと、細かく、しかも自動的に温度調整ができる方が便利だろうと考えて作った。

方法は発熱体の中に仕込んだ温度センサーの温度を読み取り、設定温度でON/OFFをすると言うもの。多分、グリップ右と左では温まり方が違うだろうと、左右別々に設定できるようにした。

使用ヒーターは、定番のエレショップの面状発熱体 10Ωを選択。これで、走行時の電圧  12.5~14.2Vの時に15~20Wでちょうど良いかと。
温度センサーは MaximのI2CシリアルのDS1631。写真はセンサーをヒーターに貼り付けてデバッグ中。


状態表示と温度設定表示用のLCD付き。



制御はRenesasのH8/3694F。


真鍮棒をハンドルの内径に合わせて削ってヒーターを巻いた。真ん中にセンサー埋込。


ハンドル内部の構造的に、ヒーターがちょっと内側気味。


操作はスイッチ1個。1回押しでヒーター制御ON/OFFの切換。長押しで温度設定モードへ入る。
温度設定モードでは、設定温度と現在温度、ヒーターの状態(ON/OFF)を左右個別に表示。。

矢印は設定中の所。1回押しは温度+、2回押しは温度-。長押しで次の設定。


通常は外気温と電圧、ヒーターのON/OFF状態を表示。


電圧は200msごとに測定して表示。
温度測定とON/OFF制御は3秒ごと。単純に設定を超えたらOFFにして、設定を下回ったらONにする制御。ヒーターがハンドルに密着していないので熱の伝わりが今一つかも。
温度設定は70℃まで。だいたい62~65℃くらいの設定でちょうどいい。ちなみに、雨風除けに汎用ナックルガードを付けています。


その他、バッテリー電圧が低い時はヒーターを付けなかったり、始動時はONにならない様、一度電圧が上がるまでヒーターを付けなかったりと、いくつか小技を追加。