学校に入ってすぐに彼氏ができる。

その彼氏は、不良グループと付き合うようになる。

やがて彼氏は浮気し、グループの仲間の女と交際を始めた。

彼氏とグループの男に、トイレで脅される。

バットを持って、私が逃げ込んだ先のドアを力任せに叩く。

大きな音と怒号が響く。

泣きそうな声で助けを求める。

先生たちが駆けつけ、彼らを追い払ってくれた。

先生たちから、今すぐ海外へ逃げるように言われる。

教室に戻り、怖くてめそめそ泣く。

心配してくれる友達に、起きた出来事を伝える。

夜逃げするには荷物が多い。

しかし、なりふり構ってはいられない。

立場が逆転する

奴らが追ってきた。

ところが、急に態度が変わる。

めっちゃいい人を装っている。

態度の変わりっぷりが気持ち悪い。

そこで気付く。

なんで、いじめられた私が出ていかないといけないんだ?

加害者が出ていくもんだろ。

だんだん腹立たしくなってきた。

不良グループは6、7人。

女子も2人いる。

彼らはこれから海外留学を控えていた。

留学を取り消されることを恐れて、私に暴力を振るおうとしたことを口止めしに来ていたのだ。

ほほぅ、面白いじゃん。

私は彼らの悪事を白日のもとに晒したい。

彼らが脅せば脅すほど、私はクラスのみんなに、今受けたことを話す。

男「待った、止めよう。お互い困るだろう」

私「私は一向に困らない。困るのは君たちだろう。止めない」

こいつらの内定など、取り消されればいい。

おもしろいのは、彼らが私を抑え込もうとすればするほどに、私はオープンにしていくこと。

正反対の性質だということ。


「そもそも君たちが始めたことだろう。

ところで、何のために海外留学をするのか?」

「……筋肉留学。ほら、見て筋肉」

中山きんにくんか。

ゴリゴリのボディービルダーを想像していたが、ただの趣味の筋トレ程度。

見せてくる割に全然凄くないんだけど。

ボディービルと比べて貧相だな。あきれた。

「向こうで筋トレをするんじゃなくて、既にこっちで筋トレしてるなら、わざわざ海外に行く意味とは?
明確でないなら無駄では?」

「……」

更に詰める。

寝言で目が覚めた。