アロマトリートメントを楽しむとき、精油だけでトリートメントする事はできません。アロマオイル


精油は植物から抽出した濃縮液なので、肌への刺激が強い事はもちろん、香りも濃すぎるため、かえって気分が悪くなります。


したがって、アロマトリートメントを楽しむためには、精油を安全な濃度に薄める事が大切です。


精油の性質や個人の体質によって安全な濃度は違いますが、希釈する目安として1%以下、つまり100倍以上に薄めて使用するのが安全と言われています。


この薄める液体を「基材」といいますが、アロマトリートメントで一般的に使われているのが「植物油」です。


お店では、「キャリアオイル」とか、「ベースオイル」という名称で売られています。


料理用の植物油でもべとつきが少ないものであれば代用可能ですが、直接肌に使用するものなので、「化粧用」または「トリートメント用」のものが安心です。


キャリアオイルでよく使われているのが次の5種類です。


 1.ホホバオイル        主成分:ワックスエステル97%(そのうち、オレイン酸10%)

 2.スィートアーモンドオイル  主成分:オレイン酸70%、リノール酸25%

 3.グレープシードオイル    主成分:オレイン酸30%、リノール酸60%

 4.マカデミアナッツオイル   主成分:オレイン酸60%、バルミトレイン酸20%

 5.オリーブオイル       主成分:オレイン酸80%、リノール酸6%、スクワラン0.5%

  
各成分の特徴は、

 ワックスエステル 高い保湿力を持ち、乾燥した皮膚に油分を補い、肌からの水分蒸発を防ぐ。

 オレイン酸    人の肌に潤いを与え、アンチエイジング効果高い。UV効果もある。

 リノール酸    肌を柔らかくさせる効果があるが、摂取過剰は動脈硬化健の恐れがある。

 バルミトレイン酸 肌の成分に似ているため浸透しやすく、肌に弾力を与える。老化対策にも。
  
 スクワラン    肌を保護するため体内から分泌される成分で、人間は18歳をピークに減少する。
          若いひとの肌がピチピチなのはスクワランの分泌によるもの。


ちなみに、Nen*neSではオレイン酸を豊富に含み、リノール酸が少なく、スクワラン成分も含む


オーガニックエクストラバージンオリーブオイル《OLEOSPA》を使用しています。


それではまた(ToT)/~~~


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