学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

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昭和の日。

朝7時に起きたちゃりこ父は、サンドイッチ作り。

8時に起きたちゃりこと、朝食をとってから、9時出発でサイクリングへ。

 

目的地の相談をしたけれど、ちゃりこの中には私の思いと重なったものがあって、かつて毎年、昭和の日かみどりの日に訪れていた、新宿御苑想定。

それでは、ということで、方向が同じなので、つい先日私がひとりで出かけてきたコースと組み合わせてみることにした。

そして、余裕があれば、帰りに、上野公園の巨大モッコウバラの木を観に行こうかと提案。

何年か前にちゃりこと行ったときには、花が終わってしまっていたので。

 

まずは、家の近くで、チョウセンアサガオのきれいなところを通ってから、山手通りに出る。

熊野神社の境内にこいのぼりがたくさん翻っていた。

目白通りで右折していき、哲学堂公園近くの葛谷御霊神社へ。

モッコウバラの木、高さ5メートルくらいのものをちゃりこに見せてあげることができた。

お花も残っていた。

帰りに上野公園に寄る余裕がなかったとしても、これが補償になるだろう??? という思いで……(笑)

先日と同じコースで妙正寺川沿いに進み、生垣のモッコウバラやツツジ。

下落合のせせらぎの里公苑で、ちゃりこ知らなかったシャリンバイの花を見せる。

新目白通りから一本内側の道を進み、おとめ山公園へ。

シャガの花、ちゃりこは見たことなかったというヒトツバタゴの木の花を見せる。

ドヤ顔で、自分のもののように紹介するちゃりこ父(笑)

神田川沿いに出て、ここでもこいのぼり。

明治通りに出て右折して南へ。

新宿御苑には10時50分に到着。

入ってすぐのヒマラヤスギには、ちゃりこ幼い頃に、私が「ヒマラヤシュギ」と言ったことに、ちゃりこがよろこんで大爆笑したのを、ずっとずっと二人で笑い続けてきた。

とにかくたくさんの思い出が、ゴールデンウィークの新宿御苑にはある。

グリーンフェスタでの様々なブースでの工作、地方の町の紹介ブースでのサービス品、スタンプラリー、傾斜のある芝生広場での横向きでの回転落下ごっこ、最近はすっかりいなくなってしまった野良猫たちとのふれあい、同じ時期に来ても咲いていた花が別の年には咲いていなくてがっかりしたり……

それでも広い新宿御苑、今日でもまだ新しい発見や足を運んだことのないエリアもあったことに気づいた。

いつも入ってきた、皇族の旧洋館。

新しくなってまだ間がない、ちゃりこはまだ二回か三回目の新温室。

イランイランノキ、ソーセージノキ、ショウベンノキ、トックリヤシ等々、面白い木がたくさん。

外に出て、ユリノキの花、クリスマスローズがかわいらしい。

4歳になったばかりの春に、高尾山に登った翌日、初めて新宿御苑に来て以来、たぶん18年くらいは連続でやってきた私たちなのに、玉藻池のほうには来てなかったのかな? 不思議だ……

ということで、今日は回ってきた。

それから、花壇に、臙脂色?チョコレート色?っぽいアイリス?のような花が咲いていた。

これも初めて見た。

そして、二人とも大好きなプラタナス並木。

その横の芝生斜面で、サンドイッチの昼食。

毎年、作っていたんだなあ……

今日は、玉子サンドとポテトサラダサンドとチーズトマトサンド。

食べ終わってから、斜面を横向きでゴロゴロしたのは…… 私だけだった(笑)

バラはまだ蕾のものが多かったけれど、カクテルやダブルデライト等々は大きな花を開いていた。

下の池、中の池のほうへ進んだけれど、ツツジは今一つの開き具合。花が終わったというより、緑の葉っぱばかりが目立っていた。

旧御涼亭から上の池方面へ、藤の花は、花のボリュームがショボかった。

それでも少し残っていただけでも、良しとしよう。

ヒマラヤシュギ、のところに戻ってきたのが、2時前。

ちゃりこ、上野まで走る気満々。

というか、こういうのも全て、私を気遣ってくれているんだなあ、というのが、ひしひしと伝わってきて、うれしい……

かつては、夕方閉園ギリギリまで遊んだ新宿御苑をあとにする……