学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

昨年末からの、病状悪化……

それまでは、血液検査の値が良好だったので、てっきり寛解状態だと思っていたのに……

私の癌のネックは骨髄で、そこから内臓が痛められるようであれば、血液の値が悪化するはずで、それが良好だったために、痛みが発生するまでわからなかった、骨の腫瘍……

髄外病変、ということで、骨髄には問題が起きていないのに、という公算が高いらしい。

安心だったはずなだけに、ショックは大きい……

私も、帰省したときに聞かせたちゃりこも、そして主治医も……

 

髄外病変とはいえ、今までの抗がん剤は効いていないということになり(骨髄内には効いているのかもしれないが)、治療方針を変えることになる。

その前に、一応、骨髄の検査も必要……

 

ということで、今日の通院は、骨髄穿刺の検査。

この検査は、病気初期にやった二回に続いて三回目。

痛いんだよ、これが……

ベッドでうつぶせ、半ケツまで下着を下げて、臀部上部に針を刺して(腸骨ってやつに)骨髄を採取する……

大きな声も出る(涙)

主治医と、私の大好きな看護士さん(涙)

もう、ふざけるしかないわな(笑)

「Aさん(看護士さん)が骨髄採取するときは、私がやってあげるからね、って一応セクハラかましときますからね」とちゃりこ父……

それでも痛み、脂汗、叫び声……

二の腕を撫でてくれていたから、終わってから、

「さっき、腕を撫でてくれていたのは別オプションですよね、いくら?」とかますと、

「今日だけ、ただにしてあげる」ときた(笑)

こんな関係を築けてきただけでも、うれしい……

主治医は笑ってばかりだったので、針がぶれるんじゃないかと、気が気じゃなかったけれど……

その後、しばらく安静にして止血。

終わってからは、主治医と二人で、今後の治療方針の相談。

転院の選択も視野に入れ、最新治療薬ということも言われていた……

気持ち、心意気、ストレス……

この間もいろいろ考えてきた……

私が癌になってからの、ちゃりこと私の二回の自転車旅行……

これは、今の主治医でなかったら、今の化学療法室の八人の看護士さんたちがいなかったら、実現できなかったかもしれないと、私は思っている……

そのことを、正直に語った。

迂闊にも、涙をこぼした……

「できるところまでしかできない。ウチでできない治療方が必要になったら、きちんと教える」

「危なくなった時点で、転院しろと言ってください」

話がまとまった……

次の治療方、今までの点滴とは違って今度の抗がん剤は、家での服薬と通院での注射。

これで、良くなってくれるのがベスト……

これの次に治療方を変える必要が生じたとき、次のことを考える……

次に進むためには、どちらにしても、今度の治療方を経由したことが必要条件になるらしいので……

 

帰りに、朝、食べられなかった七草粥セットを買ってきた。

ちゃりこの無病息災と、私の快気を願って、七草粥を一人で食べた。

ちゃりこと二人で食べていたときと同じく、お餅をひとつ入れて……

年末年始に帰省したちゃりこと、二人でお節料理を空っぽにしたけれど、1キロ入りの切り餅の袋に、ひとつだけ、残っていたから、よかった……

 

私は、まだまだ生きる……

ちゃりこと二人、ペダルをこいで、同じ風を切って、同じ景色を眺め、同じ坂で歯を食いしばり、まだまだ素敵な人たちと出会う……

そしてまた、旅行記を作る……

必ず、やり遂げる……