昨年末からの、病状悪化……
それまでは、血液検査の値が良好だったので、てっきり寛解状態だと思っていたのに……
私の癌のネックは骨髄で、そこから内臓が痛められるようであれば、血液の値が悪化するはずで、それが良好だったために、痛みが発生するまでわからなかった、骨の腫瘍……
髄外病変、ということで、骨髄には問題が起きていないのに、という公算が高いらしい。
安心だったはずなだけに、ショックは大きい……
私も、帰省したときに聞かせたちゃりこも、そして主治医も……
髄外病変とはいえ、今までの抗がん剤は効いていないということになり(骨髄内には効いているのかもしれないが)、治療方針を変えることになる。
その前に、一応、骨髄の検査も必要……
ということで、今日の通院は、骨髄穿刺の検査。
この検査は、病気初期にやった二回に続いて三回目。
痛いんだよ、これが……
ベッドでうつぶせ、半ケツまで下着を下げて、臀部上部に針を刺して(腸骨ってやつに)骨髄を採取する……
大きな声も出る(涙)
主治医と、私の大好きな看護士さん(涙)
もう、ふざけるしかないわな(笑)
「Aさん(看護士さん)が骨髄採取するときは、私がやってあげるからね、って一応セクハラかましときますからね」とちゃりこ父……
それでも痛み、脂汗、叫び声……
二の腕を撫でてくれていたから、終わってから、
「さっき、腕を撫でてくれていたのは別オプションですよね、いくら?」とかますと、
「今日だけ、ただにしてあげる」ときた(笑)
こんな関係を築けてきただけでも、うれしい……
主治医は笑ってばかりだったので、針がぶれるんじゃないかと、気が気じゃなかったけれど……
その後、しばらく安静にして止血。
終わってからは、主治医と二人で、今後の治療方針の相談。
転院の選択も視野に入れ、最新治療薬ということも言われていた……
気持ち、心意気、ストレス……
この間もいろいろ考えてきた……
私が癌になってからの、ちゃりこと私の二回の自転車旅行……
これは、今の主治医でなかったら、今の化学療法室の八人の看護士さんたちがいなかったら、実現できなかったかもしれないと、私は思っている……
そのことを、正直に語った。
迂闊にも、涙をこぼした……
「できるところまでしかできない。ウチでできない治療方が必要になったら、きちんと教える」
「危なくなった時点で、転院しろと言ってください」
話がまとまった……
次の治療方、今までの点滴とは違って今度の抗がん剤は、家での服薬と通院での注射。
これで、良くなってくれるのがベスト……
これの次に治療方を変える必要が生じたとき、次のことを考える……
次に進むためには、どちらにしても、今度の治療方を経由したことが必要条件になるらしいので……
帰りに、朝、食べられなかった七草粥セットを買ってきた。
ちゃりこの無病息災と、私の快気を願って、七草粥を一人で食べた。
ちゃりこと二人で食べていたときと同じく、お餅をひとつ入れて……
年末年始に帰省したちゃりこと、二人でお節料理を空っぽにしたけれど、1キロ入りの切り餅の袋に、ひとつだけ、残っていたから、よかった……
私は、まだまだ生きる……
ちゃりこと二人、ペダルをこいで、同じ風を切って、同じ景色を眺め、同じ坂で歯を食いしばり、まだまだ素敵な人たちと出会う……
そしてまた、旅行記を作る……
必ず、やり遂げる……