2019夏のバンタン課題図書

テーマ:
アンニョンヨロブン。


タイトル通り、
今回は『2019夏のバンタン課題図書』
と題して、
このお盆に読んだ2冊の本のことについて。

1冊目は、
エーリッヒ・フロム『愛するということ(原題:「愛の技術」)

2冊目は、
チョ・ナムジュ『84年生まれ,キム・ジヨン』

・・・・・


とか思ったんですが、本日は内容を一部(いや大幅に)変更してお伝えいたします。
だって、サマバケ宣言したバンタンくんたち、
全然相変わらずなんだもんラブ

物販情報の神のお告げにブイラタリョラ...
もう阿修羅!
どっかんどっかんTwitterで近況UPしてくるし。






19日予約開始のサマパケのチミナをできる限り拡大しました(ボケない程度に)。





さっそく公式Twitterでこの時のと思われるセルカ。





大好き、こーゆー民族衣装っぽいの。
伝統服にモダンアレンジを加えた、Mode to KOREAスタイル。韓国の自然に囲まれた伝統家屋で撮影。




グクとテテの空港ファッションでも韓服をラフに着こなしたやつでしたよね。




オシャンだなーて思ったっス。
マジ好きなんですよ。韓国に限らず、世界中のどこの国にも、ルーツあり伝統ありの、トレンドと融合したレトロ・フューチャーなビジュアル。

『IDOL』のMVもそうだったもんね。思えば私のドツボだったんだわ。あとMelon(MMA2018)の時もさ。









ところで、

今回は

ちゃんと無事買えるのか!?
サマパケとやらは。

だって、毎回ほぼ予約開始直後はつながんねーしタラーつながってやっと最後にポチってとこでブチ切れるしもやもや毎回こんな思いしてパイセンARMYたちは物販ゲットしてるんすかね?



JJの写真集はもう諦めました。




あ、あと
「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’ ~JAPAN EDITION~」のジャケがやっと上がってきましたね。



オレッちが買ったDVD(初回限定)のジャケだけ貼る(@自己中)


ヨンファさんのツイートお借りして全仕様ジャケ&詳細


どれもみなめっちゃかっけ!!

てか、、

FC特典の
缶ミラーってなんですのん?
小物、特典関連はもういいや、
そこじゃないし(※ホントか?)


あと・・・
これね。
◆BRING THE SOUL: DOCU-SERIES'




観たいけどさ...
ウィバスでしか観られないんでそ?
私はモニターでガッツリ大きい画面で観たいんですよ。
カネは出す、出す気満満なのに、ちっちゃいスマホ画面でしか見られないのは...
しかも、
weplay入ってなきゃいけないんですよね。
BTS WORLDやめちゃったし。
コレ買うにはあれ入って
これ観るにはここにアカウント作って登録してとか、、

正直、
煩わしすぎるタラー

ツベの有料とか、尼プラとかでサクッと、そしてテレビモニタでせめて観たい。

なんて、わがままでしょうかね...。
甘い?
時々ちょっとくじけそうになるんスけど。

私、谷町にはなる自信はありませんわ


あ、、観たいと言えば、
これはぜひ観たい。
バンタンにハマってからまともにテレビ観てない(BTSに紐づかない番組は)。




録画予約しとかなきゃ。


そんな溜息まじりの今週のバンタンヘッドライン終わり
(取りこぼしまくってますがねガーン)




今宵もウリ王子
渾身の愛で愛でタイムです。


サプライズVlive、ありがとうジミナ。






この目線落した顔、フェチです。





見切れたジミナの手には本を持ってる
(もうすでに妄想始まってますからね!)






読んだ本の感想を私に話してくれてる最中。






「例えばさぁ…あ、ホラ、ここあったじゃん?」








「僕は・・・だなーって感じたんだけど、ヌナはどう思う?」




「んん?ラブラブ


みたいな、みたいなみたいな
みたいなね!!




ハッハッ滝汗アップアップ



単行本でも文庫でも新書でも
写真集でもコミックでも
なんでもいい!!


ガチ萌え。






キダリヨ~キダリヨォ俺!アセアセ

と自制心を取り戻そうとした矢先に、




王子みずから



おかわりブイラ・・・







特に終盤のASMR責めには参ったわなぁ


……


脳内麻薬洪水警報!
ダム決壊ASMR!




しかも、

さんざん耳元で囁いといて、こともあろうに
他の男と話してんっすよ!?

ウンビョルあんにょん、5分後に行くね

とか言ってるんすよっすよ!?
ここキレるとこですよね!?
うん、普通なら

かっこ弱気ガーンかっこ閉じる





・・・・・

なんて溜息ついてたら、


またあさって来るかもー


でも来られんかもー、ん~半々。


いるよね。いるいる、こーゆーヤツ。

>匂わせ野郎が。


彼氏とか友達だったら、
関係切ってますがね!

でもそれができる自信全然ないのは、


ジャストジミンっし!
だからですよね。
案の定の



みなさん TTTTT 今日は 残念ながら 僕TTTTTTTTT


言い方この言い方!!
可愛すぎかよ!

もう弄ばれっぱなし

半々、とかって予防線貼ってたよね。
ドタキャンありきの「指切り」ですもんね。



いいんです...






こうなったら





ヨンタン
に癒してもらうまでですよ、
ええ!








なんて自分慰めてたら・・・









何?コレ。




・・・・



ハトゥ作ってゆらゆらしてんじゃねーよハッ笑い泣き




ないわー
ないわないわー
ないわー笑い泣き笑い泣き
人たらしッ!!
このクイニーアマンめムカムカ!

(※意味不明)

すみません、
ホントは、ジンニムやナムひょんのキャプも貼りたいとこなんですが、もう疲れちゃって。まじメンタルケア必要。



なんか翌日夕方もまたこんな・・タラー


もーー(泣)ガーンショボーンえーん
ご飯食べた?じゃねーよえーんハートガーン



私、チミの
本カノでしたっけ?
(いいえ、違います!)


彼には本カレいますから。
↓コレな(コレって言うなムカムカ)



ああもう、。散らかし放題ショボーンガーン



タラータラータラータラータラー





果たしてこのまま続けていいのだろうか。
ここからの温度差あり過ぎて。

よ、、ようやく本題。
私のこの夏の
バンタン課題図書
の話です。


◆エーリッヒ・フロム『愛するということ』
(原題:「愛の技術」)


この本は、
美斗さんに教えて頂いた本です。
5期ARMYでナムさんが薦めてた本、ですよね?
*美斗さん該当ブログはこちら夏休みの課題みたいな独り言
現在ブログはお休みされていますが、再開を楽しみにしています。
【※追記】不定期更新で再開されたみたいです、嬉しい。またよろしくお願いします。


美斗さん、素晴らしい本教えていただき、ありがとうございます。
付箋いっぱい付けて、心のしおりにはさんでおきたい、何度も読み返したくなる言葉やフレーズがたくさんありました。
なので、
また今、読み返しています。

タイトルのイメージからだと一瞬、
雑誌の特集に出てきそうな
「愛されキャラとは?」とか、「モテるための必勝法」
的な内容を想像しそうですが、
全然違います。

この本を読んで、あらためてバンタンのアルバムを、ちゃんと時系列を追って、アルバムの収録順にじっくり聴き込みたい、そう思いました。

学校三部作に続く青春三部作
「花様年華シリーズ」(2015年)、WINGS(2016年)、
特に、
LOVE YOURSELF 承“Her”~轉 'Tear'~結 'Answer'(2017~2018)は、このフロムの一連の「愛の理論」とかなり重なる気がしています。

そして、最近アップされたユニセフのこのメッセージ動画も。



フロムを読んで、またあらためて数々の彼らが残してきたもの、残そうとしていくものの見方が変わる気がしています。


この本が書かれたのって、1956年ー
もう60年以上前なのに、全然色褪せないというか、むしろ現代こそ求められているんじゃないか、と思いました。
社会学・ジェンダー論に近い。
というか、もともとは社会学・社会心理学がご専門のフロム先生なので、もろそうなんでしょう。精神分析医であり、また、ヒューマニスト、そんな気がしました。
もちろん、時代背景から思えば、限界もあります。LGBTQ(SOGI)なんて言葉もまだなかったし、同性愛に関してはネガティブ。けれど当時としてはかなり画期的だったんじゃないかな。フロム先生の師匠はなんと言ってもフロイトパパですもんね。ゴリゴリの父権主義的な精神分析が主流だった時代。文脈にちょっと気を遣いながらも、ゆるっとふわっと弁証している箇所もありました。

私は社会学にも心理学も詳しくないし、知ったかこいたようなこと言えませんが、


愛の理論は、人間の実存にかかわる問題

って、もうねタラー
「実存」なんて言葉が出てきた時点で、私なんかくじけそうになるんですが、すごーくわかりやすい表現と言葉で、理論展開してくれています(さすが賢人!)。が、稚拙な私の言葉では伝えきれないので、もし興味が湧いたら、手にとって見るのもいいと思います。

第2章の愛の理論
は、とても読み応えがあって面白かったです。


----成熟した愛は、自分の全体性と個性を保ったままでの結合である

----愛は、人間のなかにある能動的な力である。

----人をほかの人びとから隔てている壁をぶち破る力であり、人と人とを結びつける力である。

---愛によって、人は孤独感・孤立感を克服するが、依然として自分自身は保ったままであり、自分の全体性は失わない。愛においては、二人が一人になり、しかも二人でありつづけるという、パラドックスが起きる。

----愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく、「みずから踏み込む」ものである。


などなど、心に響く金言たくさんありました。


ナムジュンの、いつも心を打つメントには、
こういう読書の底流があるんだなーと思いました。
これは前々から感じてたんですが、
ナムさんて、
あんなに頭脳明晰で優等生で、
将来は磐石なエリートコースを歩むと
自他共に認めていただろうに、
コンプレックスのようなものを抱えてる人だなーと。
音楽の道へと「ドロップアウト」して、
奥深い内容の歌詞やラップも書けて、
他人から見ればかなりハイ・スペックな
「高級人材」だと思うのだけれど、
いっぽうで言葉の端々に滲ませる満身創痍な感じー
(そこが魅力なんですけどね)

彼は、一番自分自身を好きになりたい、
そうすることが幸せだと知ってるんでしょうね。
だからARMYにも常にそう言い続けている。

あんな多忙なスケジュールの中、
貪るように読書したりアートに触れたりしている、
なんだか、この本を読んで、
その理由に少しだけ、近づいた気がしました。



あ、またここで得意のこじつけ後付けなんですが、
この本を訳してる方が『ニジンスキー 神の進化』の翻訳者の方ですごく親近感。



ちょこっとだけ、過去のブログで触れてます右差しIDOLという名曲を味わいづくし


2冊めの
◆チョ・ナムジュ『84年生まれ,キム・ジヨン』


ナムさんがこの本を紹介したブイラはこの時でした。

https://www.vlive.tv/video/47686

私は面白くて、泣けるところもありましたよ。こちらはフロムと違って、サクサク読めます。読むのが遅い私でも、1日で読めたので。普通に小説として面白かったです。

なぜか韓国では、この本を読んだ著名人、特に女性へのバックラッシュは凄まじいみたいですね。もう映画化も決定して、クランクインしてるみたいですが、主演をつとめる女優さんに非難集中してるらしいですね。ちなみに共演はコン・ユ。
ソース:話題の小説「82年生まれ、キム・ジヨン」映画化 主演チョン・ユミに非難の声、なぜ?

フェミニズムという言葉にアレルギー反応があるのは、韓国だけではなく、日本にも確実にありますよね。いや、だいたいの国がそうですよね。異性からだけでなく同性、むしろ女性の方が強いと感じたりする場合もあるし。
女扱いされることに違和感感じない人からすると、「当たり前のことにいちいち上げ足とってウザイ」ってピンと来ないのもわからなくもないです。

ただ、おそらく全世界で

いや!世の中男も女も平等じゃん

と言い切れる人っているのかな?
たぶんいないでしょうね。



女だというだけでこんな目に遭う...
男というだけでこんな目に遭う...
私が”女”だというだけで。
私が”男”だというだけで...。


お互いそんな場面に生きづらさ感じて、



女だって
いや!
男だって


・・・・

って、
おんなじことやりあって消耗戦続けてきた、
差別を差別で上塗りすることに、
何かメリットがあるんでしょうかね。
まさに泥試合じゃないですか。


しかもお互い、
ありがた迷惑がって、どこか恩着せがましく。

だったらもうそういうの、
ナシにしたほうが、きっともう少しラクになるんじゃないかな。

と言うのが、
現代の女性学・男性学、ジェンダー
じゃないでしょうかね...。

あ、ちなみに本を実際手にしてからわかったんですけど、この本の帯で推薦してる人たちの顔ぶれが、古市憲寿、伊藤詩織、鳥飼茜・・・とけっこう私的にはツボな顔ぶれでした。
特に鳥飼茜は一時期ハマった漫画家さんです。

これとか
◆先生の白い嘘

非常に読後感は最悪なのに、いつの間にか沁みついたジェンダーバイアスに考える場面やセリフ多々ありで面白いです。

短編集
◆ユーガッタ ラブソング

こちらは特にジェンダーとは関係のないお話です。

あ、ちなみに、



日本でも「フェミニスト」を50歳にして宣言した女優さん(元スーパーアイドル)









KYON2



文庫で、どこから読んでもOKな対談集で読みやすいですよ。

2016年2月に50歳の節目を迎えた小泉今日子が、人生の先輩たちとともに、これからのオンナの生き方を考える対談集。
豪華ゲスト陣は、樹木希林、美輪明宏、YOU、上野千鶴子、江國香織、いくえみ綾、吉本ばなな、槇村さとる、小池百合子etc.
小泉今日子本人による本書描きおろしのエッセイも収録。(出版社紹介文より)




ナムさんが「示唆するところが格別で、印象深かった(帯にそう書いてあった)」とブイラで言ってた紹介本には本書ともう1冊、
◆ハンガン『少年が来る』

1980年に起きた光州事件をもとにした小説。
ナムジュン氏は、こちらのほうの感想をたくさん話してました。こちらも気になるなー。

すみません、最後はかなりグダグダになりました。
(いや、最初から)

お目汚し失礼しました。。。


※Twitter,素敵なお写真お借りしています。