こんばんは。今日はファイナルファンタジーⅤ(以下FF5)について熱く語っちゃいます。
FF5はFF4と同じスーパーファミコン(以下SFC)で発売されました。

 元々SFCくらいまでのFFシリーズは奇数タイトル(FF1、3、5)がシステム重視、
偶数タイトル(FF2、4、6)がストーリー重視と言われていました。
FF6までの奇数タイトルはジョブシステムが用いられ、戦闘面に工夫されており、
同じくFF6までの偶数タイトルは魅力的なキャラクターが多く、ストーリーに凝っていたためです。

 私が初めてこのゲームをプレイしたのはGBA版でしたが、そのように聞いていたので
はっきり言ってストーリーにはまるで期待していませんでした。
しかしながらやってみると個性豊かで明るいキャラクター達が出会い、共に闘い、悩み、分かれたりする
過程が非常に丁寧に書かれており、キャラはチビドットながら何度か感動で泣かされてしまいました。
不覚ながらFFシリーズで泣いたのは初めてのことでした。

 もちろん戦闘面もめちゃくちゃ秀逸でした。
今まではジョブを切り替えることは出来ましたが、戦士の時は戦士の技のみ使える、
あるいは白魔導士の時は白魔法しか使えない、といった風に完全に独立されており、
セオリー通りの戦いになりやすかったのです。

 しかしこのFF5ではナイトの時に覚えたアビリティを装備して、白魔導士にチェンジすることが可能です。
つまり、攻撃も出来る白魔導士、あるいは回復も出来るナイトなど、
組み合わせによって自由度が格段に上がりました。

 未だにこのFF5のジョブシステムを越えられない作品も多いくらいです。
個人的にはこのFF5はシステムとストーリーの両方を極めたFFシリーズの一つの完成型だと思っています。
少し大袈裟でしょうか(;^_^A

 なおGBAはジョブの追加、隠しダンジョンの追加など、サービス満点で、
ハードの限界から音楽が多少は劣化していますが問題ないレベルです。



 FF5においてかなり有名な場面と戦闘音楽です。
ジョブは全員同じですが、装備しているアビリティがそれぞれ違うため、
選べるコマンドが異なるのもお分かりいただけるでしょうか。今でも大好きな作品です。