冥途からのプレゼント? | 猫の墨壺(仮名書道)

猫の墨壺(仮名書道)

仮名の深みに首まで浸かっております。


台風が来たら一気に涼しくなった札幌です。

うちは本人(MYばば)が望んでいなかったのもあって、
1年間遺影写真を決めていなかったんですが、
学会も遺影写真掲げない(位牌もない)から何の思い出みたいなの
無くて、それもどうよ?と しまい込んだアルバム広げてみました。

 



そうしたら函館時代の漢字の習作が出てきて( ゚Д゚)!です。
懐かしい!そうだ、私はこういう字を書く人だったんだ。
って、そうしたら今の字のケチ臭い事!
「仮名は女々しいからな」 って大先生は言って居た。
女の字だもん女々しくてどこが悪いのさ#って思ってたけど、
今になって解るわ。「綺麗な字書いてちゃダメなんだぞ」 って。
今の私の字、死んでる。 身体も半分棺桶に突っ込んでる(笑)
もう1度 バカタレ!ってどやしつけられながら書いたあの指導 
受けてみたいなって思ったわ。どんだけMよ(;^_^A

あのまま、函館にいたら漢字書いてたし、道展がせいぜいで、毎日展も
創玄にも参加していない。
函玄展あたりで会員になって終りでいたと思う。それでも、
この生きてる線みたら、それは本物だし、それもよかったんじゃないか?と
思った。身体が無理だけどさ。

札幌芸術祭にこの字で書けたらいいな もう無理かな。
歌は決まった。構成もほぼ決まった。この字 真顔卿でどこまで仮名が
書けるかな?じたばたしてみようと思う。