近年、外国人を雇用する企業は増え続けています。
平成27年10月の厚生労働省群馬労働局の発表によると、前年比12.9%増の2万438人が群馬県内の事業所で働いているそうです。
それに伴って、外国人を雇用する事業所も増えてきて、平成27年10月現在、前年比9.7%増の2,731社です。
以前は製造業での雇用が圧倒的でしたが、最近ではサービス業でも増加傾向にあります。
今後さらに、日本国内の労働人口が減少していくことから、この状況も加速していくことでしょう。
当然のことですが、外国人労働者にも労働基準法等の労働法令は日本人と同じように適用されます。
最低賃金以上の賃金を支給し、
時間外や、深夜労働の割増賃金の支払い、
それに、労働保険や社会保険も日本人と同じ条件で、該当する場合は加入手続きが必要です。
近年のように働き手不足の状態では、「外国人だから安くても応募してくる」とも言い切れませんので、日本人とあまり変わらない待遇で募集していらっしゃることでしょう。
と言うことは、
「日本人とほぼ同じ」待遇で、
「多くのサポートを必要とする」人を雇っていて、
その上、「日本人を雇うよりもトラブルが多い」状況ではないでしょうか?
そして、せっかく一生懸命に研修したのにすぐやめてしまったら?
努力が水の泡です。
だからと言って、もし「安価な労働力」だけを求めて、下のようなことをしていたらどうなるでしょうか?
・時間外や深夜労働賃金の未払い、
・社会保険の未加入、
・契約満了前の一方的な解雇、
・日本人スタッフには会社が支給しているものを購入させる、等々、
こんな事例。
未払い賃金を求める技能実習生からの裁判を、最近ニュースでよく目にします。
一度裁判ともなれば、お互いに大変な時間とお金の損失です。
このような最悪の事態をむかえないために、何が必要でしょうか?
「コミュニケーション」です。
コミュニケーションを円滑にするには、
まず、お互いを知る必要があります。
・外国人と日本人の仕事意識の違い、
・話の進め方の違い
・トラブルを起こさない話し方、
・最初に教えておくべきこと、等‥
・もちろん、日本語学習も、
ちょっとしたコツから社内のコミュニケーションがうまくいき、トラブルが減ります。
外国人スタッフだって、好きで転職を繰り返しているわけではありません。
がんばっていても先が見えない、ステップアップの道が見えてこないから、似たような待遇のほかの企業に移ってしまいます。
多文化協働が成功し、外国人スタッフの定着が良い企業様では、皆さんスタッフの方全員を大切にし、社内の風通しが良いです。
今まで、日本語学校8年
厚労省主催の外国人求職者研修で5年半、
働く外国人向け日本語塾主催3年の延べ15年で、
世界53か国、2000人ほどの外国の方とお付き合いしてまいりました。
特に群馬県に転居してきてからのここ6年は、日本語レッスンをご縁に、
・日本企業で働く外国の方、
・外国人を雇用する企業の方
からたくさんのご相談を受けてきました。
拙い経験ではありますが、何かのお役にたつこともあるかと思いまして、
この度、30分無料相談を設けることにいたしました。
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