ネントレされた方の中には
「ネントレしてみたけどうまくいかなかった」
「うちの子は寝ない子だから意味がなかったのかな…」
「せっかくやったのに効果がなかった」
と思ったことがある方もいるのではないでしょうか?
でも実は結構多くの方が、失敗につながる要素をやってしまいがちなんです
今回はそうならないために!
ネントレ、ねんねトレーニングで失敗につながりやすいNGポイント8つについてお伝えしますので、
ここをしっかりおさえてネントレ成功に繋げましょう!
ネントレ失敗の原因①
突然はじめる
普段は根気強く抱っこや添い寝で寝かしつけしていても、あるとき堪忍袋の尾が切れちゃうことってあるんですよね💔
そんなとき「そういえば泣かせておけば勝手に寝るって聞くよな…もう疲れたし、このまま泣かせておこう…」って発想になって突然始めるパターンです。
これは失敗ポイントで、突然ネントレを始めて成功するのはなかなか難しい。
ネントレは事前準備が大事で、ある日急に突き放されても赤ちゃんとしては「なんで!?なんで昨日まで抱っこしてくれてたのに今日は怒っていなくなっちゃったの!?」となってしまいます。
ネントレをするならちゃんといつ始めるか決めて、1週間前くらいから赤ちゃんに予告しましょう。
ネントレ失敗の原因②
寝室環境を整えていない
いつものように抱っこもトントンもしてもらえずに寝ろと言われ只でさえ難しいのに、寝づらい環境では余計に眠れません
寝室環境を整える上で重要なのが光と温度と安全性です。
1)光
次の③でも触れますが、刺激になるので光っているものは塞ぎましょう。
【刺激になる光の例】
- 家電の電源ランプ
- カーテンの隙間
- ドアの隙間
3)安全性
安全性が整っていないと、危ないよ!触らないで!など、必然的に親が子供に触ってしまいネントレになりません。
ネントレを始めるときは子どもを1人にしても安心なように寝室環境を整えておきましょう。
一番安全なのはベビーベッドですが、お布団の場合もサークルで囲んだり、部屋の中どこにいっても安全で転落しないようにする対策が必要になります。
ネントレ失敗の原因③
光っているものがある
⑤でも少し触れましたが、光は脳の覚醒原因になります。
カーテンはできるだけ等級の高い遮光カーテン(1級遮光、100%遮光)にするのがおすすめです。
そしてテープやマジックテープなどでカーテンをとめるなどし、カーテンの隙間も塞ぎましょう。
YouTube動画でも詳しくお話しています。
ネントレ失敗の原因④
対応の基準が曖昧
ネントレをするとどうしても、泣いてるのにママがあやしてくれないという時間が発生します。
そこで「あ〜やっぱり寝てくれない…かわいそうかな。ママを信頼できなくなったらどうしよう…30分も頑張ったからやっぱり今日は抱っこで…」と抱っこしてしまう。これが一番良くない!
これは「頑張って泣いたら最終的に抱っこして寝かせてもらえた!」と赤ちゃんが思ってしまいます。
ではそうならないためにどうすればいいのか。それはやると決めたら対応に一貫性を持つ、ということです。ルールとしてどこまでOKにするのかはご家庭ごとに決めて構いません。
決めたらルールを徹底しましょう。対応の基準をバラバラにしないのが大事なポイントです。
ネントレ失敗の原因⑤
長く泣かせた末に抱っこ紐
④でもお伝えしましたが長く泣かせた末に抱っこ紐で抱っこすると、それが頑張って泣いたから得られたご褒美だと思ってしまいます。
そうすると抱っこ紐が出てくるまでガンガン泣くようになるので、それだけは避けたいですよね。
ではどうするかですが、抱っこするのであれば15分以内で抱っこしに行ってください。そしてできれば抱っこ紐ではなく素手での抱っこにしましょう。
なぜ素手が良いかというと、赤ちゃんを布団に置いてほしいからです。
抱っこしたらずっと抱っこするのではなく、「寝そうになったら布団におくよ、あなたは布団で寝ないといけないからね」と教えたいので赤ちゃんをスッと置ける素手の抱っこが望ましいのです
やり方はYouTube動画でも紹介しているのでチェックしてみてください。
ネントレ失敗の原因⑥
日中寝かせないようにする
よく寝てもらうためには昼間寝かせないように…なんて思ったりもしますが、それは赤ちゃんに関しては間違い。
0~1歳の場合は連続で長く起きてしまうと脳が興奮して寝づらくなってしまうんです。
寝かしつける時間の目安は下の活動時間目安表を参考にしてください。
この表のタイミングを大幅に超えて連続で起きてしまうとせっかくネントレしてもうまく行かず、ギャーギャー泣いて眠れない、ということに繋がりかねません。
月齢ごとに適切な睡眠時間や、寝かせるタイミングの目安があるのである程度それを参考にしながら適切に寝かしつけをすることをおすすめします
ネントレ失敗の原因⑦
ごめんねと言う
ネントレでは泣かせなければいけないシーンが出てきます。
するとつい言ってしまうのが「ごめんね」という言葉…でもその言葉や罪悪感は必要ありません。
ネントレは家族みんなの快適な睡眠のために、そして赤ちゃんのためにやっています。
赤ちゃんにとってネントレの結果、自分で朝までぐっすり眠れて、
パパやママも睡眠時間を確保できて日中にこにこ接してくれるんだったらその方がいいですよね
ごめんねと言われると、子どもは「なにか悪いことされてるんだ」と受け取りかねません。
そうではないからこそごめんねとは言わないでください。
ネントレ失敗の原因⑧
家庭内で合意できていない
ネントレ失敗あるあるの1つで、パパとママが協力してネントレ頑張ろう!となっていない状態のことです。
ママは当事者でしんどい思いをしているので本やYouTube動画でネントレの勉強をしてやる気満々な一方、パパは理解を示しておらず「かわいそうじゃない?」と言ってしまう、というパターン。
解決策の選択肢としては泣かせるネントレだけでなくゆるいネントレもあるので、どんな方法が自分たちにとって良いのか一緒に考えることです。
それができてないうちにママが1人で実践し、「かわいそう」などと言われるとママがプツンときてしまい家庭が壊れてしまうことが起こりえます
ネントレを始めるときは必ず家庭内で合意してから一緒に頑張っていきましょう。
パパに伝える際は、何がしんどいか、何を解決したいか、考えている選択肢など提示し、整理してから議題として出すと落ち着いて話し合えるスタート地点に立ちやすいかと思います。
おわりに
以上8つがネントレの失敗原因でした。
中でも見落としがちな「⑦ごめんねと言うこと」、
最も多い失敗ポイント「⑧家庭内で合意できていない」には特に気をつけてください!
ネントレを頑張るのであればすんなり上手くいって、ネントレやってよかった!と思っていただきたいです☺️
もしやるにあたって確認しておきたいことや、仲間と一緒に頑張りたいということであれば寝かしつけ強化クラスをチェックしてみてくださいね🌸
YouTube動画でも詳しくお話しています
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