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2024年1月19日〜28日まで 阪神淡路大震災の追悼ルミナリエが4年ぶりに再び開催されました 

暖かな夜を選び、2日に分けて出かけました
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ルミナリエは1,5kmほど離れて2ヶ所で開催

神戸メリケンパーク会場は海洋博物館もライトアップ

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このメリケンパークには震災メモリアルとして 大震災による波止場の破壊が保存されている一角があります 

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この震災メモリアルパークですが 
今から29年前 
1995年の夏 私が若かった頃 この場所を家から徒歩で訪れました
メリケン波止場の地震の破壊のすさまじさに目を奪われた思い出がよみがえります その時の写真が手元に残っていました↓
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大地震から半年経っても崩れた公園は手付かずで 波にさらされ沈んだまま緑色の海水の藻でおおわれていました
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ひび割れた大地は公園の敷石を割り 誰かがドミノ倒しを敷石で遊んだ跡が痛々しかったです

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↑昔の写真を3枚 載せました
さて、
この震災公園を通り過ぎると

神戸メリケンパーク会場のルミナリエ

もう一つ別会場は1.5km離れた東遊園地 

途中、街路にもルミナリエが登場します

↓クリスマスツリーの形のルミナリエの前にガラス張りの電話BOXがあります 箱の形から生まれ変わって存在してました 震災から数日は停電でした でも公衆電話はつながりました 100円玉と10円玉を握って まさにこの公衆電話から実家の両親に命の無事を連絡しました 

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例年より東遊園地のルミナリエの規模は小さいですが

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厳かな雰囲気はそのまま

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東遊園地には「希望の灯り」のモニュメントの地下に震災犠牲者のお名前の銘板が掲示されている空間があります

「希望の灯り」の灯火はロウソクなような火がともされ続けています

この碑の上を飾るルミナリエはイタリアからのプレゼントで 飾りには神戸市のマークがありました 

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碑には こんな言葉が刻まれています

何年にもわたりルミナリエに来てるのですが立ち止まって読むのは初めてでした

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1・17希望の灯り
1995年1月17日 午前5時46分
阪神淡路大震災
震災が奪ったもの
命 仕事 団欒 街並み 思い出
たった1秒先が予知できない人間の限界
震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間
この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
私たちの思いを
むすびつなぐ
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東遊園地では催しもいろいろ行われていました

辰年なので龍頭の模様の花時計

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1•17の追悼では 頑張ろう能登 ともに頑張ろう神戸と掲げられてるテントを見ました

東遊園地の会場では

「見上げた夜空に希望が光ってるよー」

歌声が響きます