お時間がございましたらお付き合いください。巡り会えたこのご縁を大切に出来たら嬉しいです。
いい爺ライダーRIN へその下のポニョ。
どうすれば楽しく老いて行けるのかなぁ? そうか「老後のお金」の不安がなければいいのか!って言ってもなぁ・・・
還暦で定年退職したけれど、60歳って昔のそれに比べたらまだまだ若いよねぇ。老後と言うには元気だし、親の介護も残ってたりして。
日々の生活には、まだまだお金が必要なのに、極一部の人を除けば50代半ばで役職定年だとか、60歳で一旦退職して再雇用だとか大幅に収入がダウンしますよね。
やりたい事もあるし、家のローンが残っていたり、ひょっとするとまだ教育費が掛っている人も居るかもしれない。
我慢して我慢して頑張った長いサラリーマン生活のその先に「豊かな人生が待っているのか?」、「自分の好きな事が楽しめるのか?」、「悠々自適な老後生活が待っているのか?」
多くの場合、そんな時代じゃない事は分かっているのに気が付かないふりをしているでしょう? 何か考えたくないし辛い気持ちになる事は先送りしたいって。
「少子高齢化」って漢字で書けばたった5文字だけれど。日本と言う国の根幹に係わる重大事件なんですよねぇ。負のスパイラル・・・
現役世代が減って高齢者割合が増えて負担がどんどん重くなる。
現役世代の減少を遅らせようと雇用延長を仕掛けてみたり、年金受給年齢を上げてみたり物価上昇や下落の分だけ毎年、年金受給額を増減させていた「物価スライド制度」は高齢化率がどんどん進んで払う人と貰う人のバランスがどんどん崩れて「マクロ経済スライド」なんて訳の分からないものに変わった。
ぶっちゃけて言うと現役世代が増えないと物価が上昇しても年金額が上がらないって制度に変わった訳ですよ。だからなんとか現役世代を増やそうとパート従業員の厚生年金加入だとか高齢者雇用の適用者拡大とかやってる訳ですよねぇ。
物価が上がっても年金が増えない。分かりやすく言えば額面10万円の年金は翌年には10万円の価値がないという事です。
受給開始から仮に20年生きたとして「マクロ経済スライド」では約20%実質年金の額が徐々に減少していく訳です。
約20%減少の根拠は何か? と問われれば出生率の減少率0,7%と高齢者の平均寿命の伸び率0,3%で1%です。少子化が進めば出生率はさらに減少し高齢化が進めば平均寿命は更に伸びます。1%が毎年続けば20年で20%ですが更に大きくなる可能性は高いような気がします。
生活が苦しくなることはあっても「楽」になる事はありそうもないでしょう?
まぁ、この世からあの世へ行けば「極楽浄土」で「楽」になるかもしれませんが我々新人類世代は親より貧しい世代である事は間違いないようです。
加えて健康保険料とか介護保険料、年金生活になったからって減りませんよねぇ、今年度介護保険料って値上げになりましたよね? まだまだ値上げされるでしょうねぇ。
貰える年金の額面が変わらなくても実質的には減少しているんです。
高齢の親の介護をする老後ですよ、生きてる親を見殺しには出来ませんから介護費用の持ち出しがあるやもしれません。で自分たちの頂く年金は年々実質減少ですから・・・・
長生きを能天気に喜べない時代が直ぐそこまで来ています。
もう実感なされている方も居るでしょう?
だから私は惜しまれつつ75歳ピンピンコロリが良いと事ある毎に言っているのです。(笑っ
で、
どうすれば楽しく老いて行けるのかなぁ?
じゃ、またねぇ~。