お時間がございましたらお付き合いください。巡り会えたこのご縁を大切に出来たら嬉しいです。
いい爺ライダーRIN へその下のポニョ。
不運な世代と不運な時代 「新人類」世代の老後は明るいのか?
2013年高齢者安定雇用法が改正された事によって、60歳で定年を迎えても希望すれば殆どの場合継続して65歳まで会社に残って働けるようになりました。また2020年には70歳までの雇用を企業に努力義務として課しました。努力義務はやがて定年延長上の雇用義務に代わるかも知れませんね。
おはようございます。こんにちは!
今日は愚痴? 戯言? 呟き? 何なかなぁ・・・・
嫌々生涯現役?
ポニョが学生の頃、定年退職が55歳から60歳に変わる過渡期だったと記憶しています。就職した頃は記憶では定年は60歳で定年退職後は即年金受給の開始だったと思います。
年金制度が出来た当初は平均寿命が70歳に届かない時代でしたから60歳定年即年金受給でも10年以上年金を受給する人は少なかったので問題も無かったのでしょうが今じゃ平均寿命は80歳を裕に超え、喜ばしいかは別として100歳越えも珍しくなくなりましたよね。
そうなると70歳定年、75歳年金受給開始ってのも財源を考えたら制度上致し方ないのかなぁと納得してしまう。
自分が現役当時、努力義務から65歳まで雇用義務が法制化されて勤務先で何が起こったかというと人件費の調整、いままで辞めていた人を5年間雇用延長する財源確保の為に会社はスキルに応じた職能給制度と職位定年制というのを開始。
難しい話は置いといて、端的に言えば能力のない人は昇給なんてありませんよ、55歳になったら昇進もありません。職位定年者は定年に向かって給与を減額します。
「そうでもしないと定年した人を再雇用する財源が出来ません。」
という事でした。ポニョは諸般の事情で再雇用を遠慮して60歳定年退職できっぱり働くのを止めましたがそれから5年が経過して増税眼鏡君が雇用促進と給与の大幅増額を企業に要求し、昨年、今年と大幅昇給と初任給が大きく給与改定された企業が増えましたよね。
65歳まで安定雇用の為に55歳職位定年、定年に向かって給与減額・・・・あれっ? 定年延長するだけの財源は元々あったんじゃないの?
気が付けばバブルが崩壊して失われた30年とかにかまけてせっせと内部留保して給与もあまり上げなかった。だから資金は潤沢にあった訳だ。
騙されたというか犠牲にされたというか沸々とやるせない気持ちがこみ上げてくるポニョでございます。何時の時代にも割を喰う世代はいるものですが・・・
バブル後の低昇給と定年延長の昇給削減、その負の蓄積が年金受給額にものしかかっていることを考えると何なかなぁなポニョでございます。
じゃ、またねぇ~
PS
月曜日から京都に来ています。