ねんきん定期便には、

これまでの年金加入期間
加入実績に応じた年金額(50歳以上は年金見込み額)
これまでの保険料納付額

を毎年更新した情報と

直近一年の、

これまでの厚生年金保険料の標準報酬月額、標準賞与額と厚生年金保険料の月別納付額
これまでの国民年金保険料の納付状況

が記載されている。

節目年齢(35、45、58歳)の人には、

これまでの厚生年金保険料の標準報酬月額、標準賞与額と厚生年金保険料の月別納付額
これまでの国民年金保険料の納付状況

は更新されたもの、

および年金加入履歴が更新されて記載されている。

ねんきん定期便は誕生月(1日生まれは前月)送られてくる。

送られてきたら、

すべての年金加入期間が記録されているかを確認する。

共済年金等などの加入期間は「空いている期間があります」と表示される。

お勤め欄の名称が『厚生年金』『船員保険』となっているときは、勤務先が登録されていない。

基金に加入していた期間があっても、代行返上の事務処理が完了していれば、「基金加入期間」とは表示されず、支給も国からとなる。

50歳以上の人には、年金見込額が記載されるが、

年金見込額は現在の加入状況が60歳まで続いたものと仮定して計算されている。
加給年金、振替加算、共済組合等から支給される年金、厚生年金基金または企業年金連合会~支給される年金の額は含まれていない。
付加保険料は老齢基礎年金の額に含まれている。

50歳未満の人には見込額のかわりに、定期便作成時点までの記録に基づく年金額が記載されている。

受給者で加入中の人には見込額は通知済なので記載されない。

国民年金および厚生年金保険の被保険者期間だけでは受給資格期間が満たせない場合、年金機構では確認できないので見込額は表示できない。

尚、共済組合期間のみの人には、ねんきん定期便は送られてこない。