山姥の最近のお気に入り「三遊亭わん丈」

またもAさんに付き合ってもらって寄席に行ってきた。

わん丈とつる子の真打昇進披露公演なので、わん丈とつる子は毎日出てるのかと思ったら、つる子は今日はお休み。

このあいだの池袋演芸場の時より演者は少なく、落ち着いて聞けた。

 

トリは今日の主役のわん丈。

いきなりマクラも無しに、古典の牡丹燈籠(わん丈が得意としている演目らしい)を語り始めた。

へっ、今日はしっかり古典なの!?と思ったところで…

いやいや、そうではなかった。

牡丹燈篭の人物相関図を描いた巨大扇子(イメージわかないと思うけど)までセットして、筋や人物を紹介するなど、落語ではありえない演出。

ちゃんと古典の噺をしていないわけじゃないんだけど、噺の中では「カラオケラブストーリーは突然に」まで歌っていた。

今日もそれなりに面白かったけど、いつかしっかりと古典の牡丹燈籠を通しで聴きたい。

全編語ると30時間も掛かるって話だけど、それを2時間半ほどに纏めて公演しているらしいんで。

 

 

終演後、ロビーで写真撮影に応じてるわん丈。