勤務中、仕事のない時に資格試験の勉強をしているのだが、これが難しい。
こんな難しい資格試験に合格しても、市の非正規雇用しか働き口はないのだから、なんか日本も米国に似て来たんじゃないかと思う。
今いる会社はガテン系だが、パソコン業務もちょっぴりあるので、私の席の後ろの机で、50歳過ぎの社員が作業している。
この人は中途入社してきたのだが、超一流ではないものの、有名大学法学部を出ている。
時々、サブカルについて同僚と熱く語り合っているので、規定路線を外れた道を模索していたか、司法試験に挑戦し続けて、青年時代を空費してしまったのかな、と失礼な想像をする。
米国では優秀な若者は就職せずに起業すると言われているが、その実態はまともな給料をもらえる企業が少ないので、致し方なく起業しているのだという。
米国は投資も盛んだそうだが恐らく同じ理由だろう。
(日本も最近やたら、投資投資と言い始めましたね)
しかし、起業も投資もそんなに皆が皆成功しているのだろうか…
日本に生まれたら大谷翔平でない限り、本当にあの新卒の就職の時が人生最大の勝負の時なのだなあ。