こんばんは  ゆきえです

 

またまた、ブログ更新をお休みしていましたが・・

ちょっとずつまた書いていきたいと思っています

 

最近、退院したお子さんで、ちょっとドキッとしたことがありました

 

退院後は、自宅療養を続けているお子さんです。

病院では、病状のために制限食という色々な食べ物が制限された食事を摂っていました

自宅に帰ってからは、ほぼ制限がなくなったので、ママもお子さんも大喜びでいたんです

 

家では、食べたいものが食べられるってことや、入院生活を終えて思いっきりママ、パパに甘えられるということもあってか、以前は少なくなっていた好き嫌いが再開していました

そして、ファーストフードも大好きだったので、ついついそういうものも食べてたんですよね

 

 

でも、偏った栄養で病気が再燃してしまったらと思ったママは、

ファーストフード店での飲み物を野菜ジュースにして、それを飲ませるようにしました

家でも、野菜を残す代わりに野菜ジュースを飲ませていました

 

 

 

そうして、1か月後の外来の日に・・・

 

手足が黄色くなっていたために、黄疸を疑われてしまい

詳しい血液検査が追加になったり、その他にも検査をすることになっていました汗

 

幸いにも、血液検査の異常はなかったのと、手足が黄色い以外で黄色くなっているようなところがなかったので、追加検査は中止になりましたホッと

 

野菜ジュースは、野菜嫌いのお子さんをお持ちのママだと、これで食べない野菜の栄養を補えるなら・・・と思いますよね。

日頃、ジュースは虫歯になるからといって控えているママでも、

 

「野菜ジュースなら・・・」

 

と、許すこともあるかもしれません。

 

野菜ジュースに含まれるカロテンという成分

人参などの緑黄色野菜に含まれる成分ですよね

 参考写真なので、このジュースが悪いわけではないですよ

でも、そのカロテンを過剰にとってしまうと、カロテン血症と言って

肌が黄色くなってきてしまうんです

みかんの食べ過ぎで、一時的に手がきいろくなるのも、これと同じ現象です

 

実は、毎日コップ1杯~2杯の野菜ジュースを飲み続けていると、カロテン血症になりやすいと言われています

子供用の小さいパックの野菜ジュースでも、普通にコップ1杯はいきますよね


カロテン血症は、発がん性も高まるという説もあります

 

 また、いくら成分無調整と書かれていたとしても、子供用の野菜ジュースなどは特に飲みやすいように果物が混ざっています

そうすると、果糖を多く摂ることにも繋がってしまうんです


野菜ジュースが全般的に悪いわけではありませんが、やはり嗜好品として、たまに飲ませてあげるぐらいがいいのかもしれません。時々、ジューサーなどて、ママが手作りの野菜ジュースを作ってあげたり、一緒に作ったりするのも野菜に興味をもつことにもつながるかもしれないですね。

野菜が嫌いでも無理してあげようとせず、

ママ、パパがとにかく美味しそうに野菜を食べているところを見せたりするのもいいですね

幼児さんで、少しだけ頑張れるような年齢なら、小皿にこゆび程度の野菜から始めて、それを食べられたらものすごい勢いで褒めてあげるのも、いいかもですね


ジュースに頼りきらずに、少しずつでいいので、バランス良く食べられるようにしていきたいですね