頭頸部の癌で使える抗がんの種類は

少ないです。それは患者の数が少ないからのようです。


製薬会社も、社員や株主がいるのだから、利益をあげる必要があります。患者が多いい癌の薬の方が沢山売れる、利益も多くなる。
だから、患者が少ない癌は薬が少なくなります。 



私が今しているオブジーボは最初は皮膚がん(メラノーマ)に使われ、次に肺癌、とだんだん、使える癌が増えてきました。

その前に使ったアービタックスはもともとは

大腸がんの薬でした。



でも、最近出てきた

光免疫療法(アルミノックス治療)は

頭頸部の癌が最初なんです。


もともとは楽天の三木谷さんがおとうさんの

すい臓がんを治したいと調べて、出会って

自分の資産から資金援助をして完成させたそうです。


おとうさんは薬の完成前に

亡くなりましたが、

その薬は

多くの癌患者に

希望を与えています。


私が癌にかかって、最初の治療をおえたあと

主治医から

「再発すると予後は、よくない。」

と言われて、再発しないようにと

TS−1を長く飲みました。

なぜ予後がよくないか、

それは

私の場合、手術は出来ない、

二度目の放射線治療は出来ない。

化学療法で

使える薬はあまりない。

という状況だったからだと

思っています。



でも、年数が経つうちに

分子標的薬などの新しい薬が出てきました。

免疫療法という第四の治療が始まりました。

そして、第五の治療、光免疫療法も頭頸部の癌のみですが、標準医療として認められました。



本当に医学の進歩は素晴らしい。

私は今も癌を抱えていますが

なんとか短時間ですが

普通に働いていまず。


いつかは、私の癌をやっつける薬が

発明されるでしょう。

それまで、オブジーボで

頑張ろうと

思っています。


光免疫療法は

適応出来るか

また、先生に聞こうと思っていますが、

(私の通っている病院は、光免疫療法が実施されているのです)

9日ほど入院が必要で、

その後も

強い日光に

3週間あたってはいけない

ということなので

仕事をしている間は無理かなと。


希望は無くさず

頑張っていきましょう。



私の癌の話

は一旦 ここで終わります。


また、報告は

させていただきます。


長い間

ありがとうございました。