遅くなりましたが,今年もよろしくお願い致します。

 

 さて,行ってきました。「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」4Kリマスター版。大阪梅田の劇場へ足を運んだのですが,劇場で見るのは46年ぶりですかね。わぁ,46(Fortysix)だ。(失礼しました) 

 松本零士氏が逝去された時のブログでも少し触れました,まさにヤマトはおっちゃんにとっての「我が青春のヤマト」だったのです。当時上映されたときにはもちろん劇場で徹夜で並びました。中三の,いわゆる受験生だったのに,親に頼み込んで行かせてもらったことを今でも鮮明に覚えております。貴重だったヤマトの本物のセル画もその時に手に入れましたね。今も処分せずに持っております。当時貴重だったビデオも,販売と同時にお年玉をはたいて購入して,すり切れるまで何度も見ました。ですので,今でも「さらば」の台詞はほとんど言えたりしていますね。音楽好きなのも,このヤマトがはじめだと思います。

 さて4Kリマスターということで,さすがに映像はきれいでした。当時の映像,特にテレビ版なんかは本当にひどいもんで,宇宙背景にセル画をのせると,セル画のゴミやらほこりやらがほんまに目立って,宇宙空間をほこりが流れ星のように映り込んでいるなんて,ざらにありました。それを思うと,今のアニメ「鬼滅の刃」とか「呪術廻戦」なんかは,なんであんなに映像がきれいなんかと思ってしまいますね。今回はリマスターということで,書き直し等は一切なかったようで,知る人ぞ知る,「山本君の最後の瞬間の肘出し敬礼」もそのままでした。ただ音声だけは少々というか,ハイレゾなんかに慣れてしまったおっちゃんにとっては,まったくもって迫力に欠けるところでした。まずはドルビーデジタルサウンドではないので,平面のステレオってな感じです。正面スクリーンからしか音声が聞こえず,両サイドの壁にあるスピーカーからは音声が出力できていないようでした。白色彗星の重低音を館内いっぱいに感じれると思っていたので,少々拍子抜けでした。

 大阪のステーションシネマの5番で観たのですが,お客さんはほぼおっちゃんと同年齢。三,四組は,親に無理矢理連れてこられた感いっぱいの小学生や中学生もいました。でも,座席は3分の1ぐらいは埋まっていたかな?

 映画の内容は,いうまでもありません。終盤になると,あちらこちらから鼻をすする声が・・・おっちゃんは,見慣れているので泣かないだろうなぁとは思っていました,真田さんの「古代,行け!行かんか!」の場面で泣いてしまいました。

 時間を越えても,やはり良い作品は色あせないのを実感した限りでした。

 

乱文,お目汚し,失礼しました。