父が他界してから,ちょうど1年。先日1周忌を終えました。東京から兄も来てくれて,どうにか両親の位牌を持って帰ってくれて,実家の仏壇を閉眼することができました。ここまでの道のりは,なかなか大変で,このブログでも何度かお伝えしましたが,兄はパーキンソン症候群を患っていて,それにうつ病も発症していたようで,なかなか大変だったそう・・・相続でも,「実家の相続を放棄したい。」などと言ってきては,喧嘩になり,何度も電話で怒鳴られました。そもそも親父の遺言では,実家は兄貴が相続することになっていて,それについてはおっちゃんも異論はなかったのですが,どうも兄貴は相続税がかかることに懸念があったようで。でも,パーキンソン症候群を発症している兄貴は,身障者手帳が交付されているようで,結果的には相続税が免除になった事実もあるのです。そして,実家には誰もいないから,仏壇を閉眼して,位牌を兄貴の家に持って帰ってくれるように依頼をしていたのですが,それがまた,大もめ。勤務中の職場にまで電話をしてきて,一方的に攻撃されました。まぁ,結局冒頭でもお伝えしたようになったのですが,兄貴が1周忌で言った一言が,なかなか辛いもんです。兄貴は病気のため躁状態に向かうよう薬を処方してもらっているのですが,パーキンソンとうつ病の両方から処方されてた薬を服用しているため,予想以上に躁状態になって,攻撃性が高まったと言うことでした。それを言われると,おっちゃんとしては,もう何も言えなくなります。ぐっと気持ちをおし殺して,位牌を持って帰ってもらい,遺影は重たいと言うことで,翌日に宅急便にて送りました。とりあえずやれやれですが,うつ病の家族とはその気持ちのやり場をどこへやればいいんでしょうかね?

 妻はと言いますと,仕事を辞めて3ヶ月。家事もこなしてくれて,心配していた食事も作ってくれています。ただ,日中やることがなくて暇なようで,時間を持て余しているようです。かといって,働きに行く気にはもちろんならないようで,今は断捨離に燃えてはります。でもね,やっぱり眠れない日があるようで,最近またいらいらが目立ち始めています。そうなると,矛先はもちろんおっちゃんに向くわけです。おっちゃん,ちょいとケガをして,動くのがなかなかスムーズではないのですが,この台風の大雨の中,ゴミを捨てに行くと言い出し,次回にするように伝えたのですが,結局私が痛い足を引きずりながら車でゴミステーションまで運ぶことになりました。「いらいらしてごめんね。」と言ってはくれるのですが,足が痛む中,さすがに涙が出ました。もちろん,その涙を奥さんに見せるわけにはいきません。笑顔で「いいよ。」と言うしかないですよね。うつ病の家族って,ほんまにつらいです。これって,なかなかわかってもらえないでしょうね。だれかに,やさしくしてほしいよって思うことは許されないことでしょうか?

すみません,また愚痴ってしまいました。

 

乱文,お目汚し,失礼しました。