16thシングルのMV「卒業の意味」が解禁になりましたね。もうおっちゃん,涙無くしては聴くことができませんでした。曲後半の草原をバックにしたダンスシーンの美しさ,橋本さんの素敵な表情と相まって,号泣してしまいました。また歌詞からも,橋本さんの卒業を強く印象づけ,それでも残るメンバーの思いを表現したような内容だと思います。

MVの中では,いわゆる元祖御三家さん,白石さん,橋本さん,松村さんがフロントでそろうシーンがあったり,他の方のブログで教えて頂いたのですが,PVの中で西野さんが愛読している本の中に,このブログの表題のように,「それでも御三家は永遠だから」と書かれているシーンがあるということです。橋本さんが最後であるが故に書かれた内容で,そのことを教えてもらったときには,また涙がちょちょぎれてしまいました。そういったギミックが多数このMVには取り込まれているようです。

 さて,MV設定の中では,「棘人(しじん)」と「人」との争いが描かれているようですが,どちらかというと,人の棘人に対する偏見と差別が前面に出てきて,おっちゃんの大好きな乃木坂のMVということを加味しても,あまりにも差別を前面に出しすぎた納得できない面が多々あります。桜井さんの「あの人」の発言に対して生田さんの「あの・・・ひと」の答え,そして桜井さんの「あー・・・」という反応。橋本さんが父親役の嶋田久作さんと言い争いの後家を飛び出したシーンのバックにおかれている掲示板に書かれているもの。どれをとっても人を差別することがあたりまえのものであるようで,物語的には,最後に共に歩む姿が伝えられてはいますが,最初見たときには,曲がすばらしいのに,映像内容が残念すぎてなりませんでした。橋本さんの卒業を意識したものであるにもかかわらず,何故にこの物語を表現内容に選んだか,監督さんの意図が知りたいです。逆に言えば,もっと,橋本さんの卒業を大事にしてほしかった。とは,おっちゃんの勝手な感想ですよね。曲が良いだけに残念。

みなさん,どうも思います?