耳管開放症を知っていますか？
耳管開放症と診断されたときに
自分なりに色々調べたのですが
体験談や治療法などがあまりなかったので
あたしの場合の耳管開放症の症状と経過をお伝えできればと思います
耳管は鼻と耳をつなぐ管で、耳の中の圧力を調整する役割があります
通常、耳管は閉じていて、唾を飲み込んだり、あくびをしたときだけ一時的に開き、すぐに閉じるようです
それが、何らかの原因で常に開放している状態が耳管開放症だそうです
元々、突発性難聴は経験があり
昔バイト先であまり練習もせずに激混みのレジをやらされた時に
耳がこもる状態が数時間続いたことがありました
それ以降、強いストレスがかかると
耳がこもることが時々ありましたが
その日のうちに数時間で終わっていました
そのため今回も突発性難聴だと
最初は思っていたのです
あたしの場合は
2023年の8月から11月まで症状がありました
環境のストレスも少しはあったかもしれません
8月の転職を機に、知らない土地への引っ越し、久しぶりの一人暮らしと
自分に負荷がかかっていました
新しい職場では
車であそこに一人で行ってきてと言われたり
聞いていない仕事をさせられたり
やりたくない仕事をさせられたり
自分の意見を言っても流されたり
と毎日がストレスでした
自分が大切にされていないなとつくづく感じていました
それに伴い、毎日片耳ですがこもるような症状がありました
突然ゆっくり耳がこもりだすのです
一度そうなってしまうと家に帰ってしばらくするまで治りませんでした
ただ、家に帰ったり、休みの日は症状が出ないのです
突発性難聴だと思っていたのですが
毎日症状があり
耳がこもる時間も長いなぁって
思っていました
全く聞こえないわけではないので
わざわざ自分の状態を他人に伝えることもせず
でも人と話すとストレスなので
あまり自分から話しかけないようにしたりと
悶々としていました
耳鼻科に行くと体重減少からくるものだろうと言われて終わりました
数週間しても改善する気配がなく
むしろ習慣化しているようで怖くなり
再度耳鼻科にかかりました
その時はファイバーで鼻の中を見てもらい
「耳管が開いている
こんなに開いている人は見たことない」
と言われました
ただ具体的な治療法がないようで
医師も首を傾げながら
とりあえずこれ（薬）出しときますけど...と言う感じでした
あとストレスを貯めこまないようにと言われました
家に帰って色々考えたのですが
もう疲れてしまって
耳が聞こえなくなるのは困ると思い
思い切ってすぐ退職をしました
退職をしてからは
耳がこもる症状がゆっくりですが減っていきました
今も時折ですが
ジムで汗をかいた後や長距離運転をした後は
耳がこもることがあります
ですが、普段の生活では症状は見られなくなりました
以上が経過です
耳がこもると表現してきましたが
具体的には耳に水が入っているような感じでした
・自分の声が反響する
・反響するため自身の声の大きさが分からない
・話しかけられると聞き取りづらい
など
耳抜きをしても改善はしません
下向きになると数秒改善しますがすぐ症状が出ます
あたしの場合ですが
原因はストレスです
ネットでは低用量ピルの内服の影響も記載されており
当時は飲むのを控えるか考えたのですが
生理・PMSも重いので
耳管開放症の症状がある時も飲み続ける選択をしました
あたしは数年前から低用量ピルを飲んでいますが
ストレスを除いたら（退職したら）
耳管開放症は治ったので
今回の耳管開放症にピルは関係なかったと思います
またこの耳管開放症は
ストレスで参っているところに
プラスで耳がこもるので
さらにストレスを感じます
そして、コミュニケーションによるストレスを受けないように
人と話すことを避けるようになっていました
悪循環です
ですので
耳管開放症を経験したあたしが言いたいのは
.とりあえずストレスを排除
（排除したからとてすぐには改善しない）
・長期での付き合いを覚悟する
ストレスで弱っていると深く考えられないこともありますが
逃げるが勝ちです
身体が資本です
この記録がだれかの助けになればと思います
最後まで見てくださった方
ありがとうございました☺︎