重度障害の
長男が小さいとき
ママ友達の家に遊びに行った
長男は嬉しさのあまり
大通りにむかって走り出した
とっさのことだったので
とめられなかった
必死に走り
長男の『手』をにぎった
気付いたら
トラックの前だった
。。私は
ホッとした………
私の『手』は
長男の『手』をつかんでいた…
たとえトラックにぶつかっても
長男だけは助けることができる
長男を抱きしめれば
必ず助けることができる
トラックにぶつかる
恐怖よりも
長男の『手』をつかむことができた
安心感の方が
はるかに勝っていた
私の心は不思議なくらい
暖かかった。。。
運良く
2人とも助かったが
あの時の
気持ちは
忘れられない
よくない体験たが
『母親』の自覚はさらに
強まったと思う
『この子は私が欲しくて
産んだ子供
何があっても育て上げる』