お子さんに英語教育をしている方なら知っている方も多いと思う『イマージョン教育』。
元々はカナダで1960年代に始まった教育法で、日本ではまだ数校しか実施されていません。
イマージョン(immersion)は、日本語で「浸す」という意味。
そこから、イマージョン教育は「未習得の言語にどっぷりつかりながら、言語習得の目的以外で教科を学ぶ」という意味になります。
例えば、日本に住んでいて「英語で英語を(言語として)学ぶ」というのは、イマージョン教育ではありません。
「英語で理科を習う」「英語で算数を習う」ことにより、理科や算数を習いながら、いつの間にか英語も習得してしまう、ということを目指しています。
日本ではまだ数校です。
小・中・高校とカリキュラムがある私立学校をいくつかピックアップしてみましょう。
◆静岡県の加藤学園
◆群馬県のぐんま国際アカデミー
◆広島県の英数学館
あれ、地方都市が多いですね!!
その他、幼稚園だけイマージョン教育だったり、インターナショナルスクールだったりもありますが、
先日、愛知県豊橋市立八町小学校で導入予定だという記事を拝見しました!!
おお!先日、「日本でイマージョンやってる学校が少ない」っていう投稿をしていたんだけど。。。
— ねね@こどもと英語🌏 (@nene_english) November 5, 2019
まさかの愛知県の公立小学校で導入予定!!気になる~👀
教育の窓:英語漬け授業、公立小の試み 来年度、コース新設 愛知・豊橋 - 毎日新聞 https://t.co/F29dGSz8jn
現状、日本でイマージョン教育を受けようと思うと、私立学校に入学する必要があるので、高額な授業料が必要になります。
しかし、もし公立学校での導入が広がれば、その地域に住んでいれば、誰もがイマージョン教育を受けられるようになりますよね。
講師の確保など、準備することはたくさんあるに違いありませんが、ぜひこの事例が全国に広まると良いなと思います!!