かくもみじかき。。。 | ねねこの戯言模様。。。

かくもみじかき。。。

<12月16日 きょうのにっき>

 

今日、午前中に実家に一度帰っていた。

母が、なにやら風邪声(日曜にあったとき風邪をひいていた)が悪化したような話し声だったので

『早くよくなるといいね』といったらば。

 

実は風邪声ではなく、今さっきまで、泣いていたというのだ。

 

どうしたことか問いただしてみれば

先日から具合の芳しくない、私のいとこのだんなさん(母には姪っ子のダンナになります)が

昨日手術で。

 

今日はその結果を、母の姉と姪から、今さっき会って聞いてきたということだった。

 

私は結果を聞かずして実は知っていた。

というよりも、あらかた予測していた。

というのが、罹患した患部が、とてもよくない場所であったことと、なんとなく、予感みたいな物で、わかっていた。

 

母にしてみれば、そんなこと考えもしないで、手術さえすれば治ると思っていたようで

かなり『寝耳に水』だったようだ。

 

彼は、膵臓癌、しかももう末期で、転移も酷く、もう、手の施しようがなかった

 

そうだ。

 

たぶん、そんなことだろうと思っていた。

今年の新年会の時に、本当に色悪そうな顔をしていたので、みんなが早めに検査をうけたほうがいいと言っていたのだ。

それを無視して『俺はもう長くないと思う』なんて言っていた。。。

 

そんな御託はいいから、病院に行って、早めに処置してくれた方が、何ぼいいことか!!

 

あなた一人なら、別にいい。

でも、いとこのお姉ちゃんやあなたの子供は、残された人は、これからあなたなしで生きていくんだよ?

もっと自分を労わって欲しかった。。。

酒を飲み、食事はラーメンばかり。

家で食事することはほとんどなく、ほとんどを外食。

 

そんな生活を、

私と出会ってから(いとこのおねいちゃんと出会って、結婚してから)ずっとしていた。


でも、そんなおにいちゃんのこと、私は私なりに、尊敬していたし、仕事に対する熱意とか、理想とか、よく私に語ってくれて『お前はそれでいいのか?!』って、一緒に飲みにいった時は励まし、叱ってくれた。。。

 

そのおにいちゃんが、

 

余命2ヶ月と、

 

そう 

 

診断された。

 

あぁ!!!もう!!!!!!

 

だから、あの時いったじゃん!!!!

 

早く病院行けって!!!!!!!

 

もう今更何言っても手遅れだけれど。

 

彼に苦痛のない、安らかな日々がこれから訪れてくれればいいのにと、

 

そう、願うことにした。。。

 

これ書くまではそんなでもなかったけれど

書いたら、涙があふれてきた。。。

 

今日の戯言は、これで終わります。

ではでは。