昨日、
エマ、リナちゃんのママさんが、銀とエンカの散歩に、ご一緒したいとのことで、遊びに来てくれました。
その本来の目的は、
前回の私の展覧会の姿を見て、
どうしても伝えたいことがあるから、というものでした。
わざわざ、
兵庫県からやって来てくれたのには、そんな意図があったのです。
彼女は、関西支部のメンバーの方で、
甲斐犬の審査の仕方をよく知っておられます。
でも実は、私としては、もう展覧会に出ることを諦めようかと、迷ってる最中でした。
最下位になったことで、自信喪失していたのです。
それを知っていたかのように、
犬たちが、自由に走り回ってるようすを眺めながら、
「次の展覧会には、出た方がいいよ。」と、唐突におっしゃったんです。
口を開ける練習をして、
またあそこに立つべきだと。
口を開けて歯を見せることが出来なければ、
歯がないものとみなされて、かなりの減点になるらしいです。
エンカは、耳のつき方、目の位置、
しっぽの感じや、歩き方に関しては、
何も問題なく、
私があの時、うまく歯が見せられなかったことが、悔やまれて仕方ないんだと。
そんなメッセージを私に伝えに来てくれたのでした。
私は、もしかしたら、
あの時、入賞出来なくて良かったのかも知れない。
このご縁は、そう感じれるほどに、私にとってはプラスでした。
次の展覧会に、出てみようか?
いや、そうじゃなく、
出るべきだ。
私は、迷いが取れました。
夫も言いました。
エンカを与えてくれたブリーダーさんに対して、
展覧会で入賞を果たすことは、
1番の恩返しになると思わないか?
お前は、エンカを連れて、出るように導かれてる。
それがこのご縁だと思うよ。