4時半起床。

娘の部屋からも、目覚ましの音が聞こえてきた。

いよいよ、本命の高校の受験日となった。

1時間かけて、お弁当を作る。

腹痛に悩まされてる娘の為に、

ご飯も、お肉も、入れない。

胃に優しいをモットーに!

その後、銀の散歩。

予想通り、少し短縮するけど、出すものは出したから、良しとしよう。

洗濯物干して、お化粧して、

途中の駅まで、車で行こうかと提案するが、

初めから電車で行きたいと言われて断念。


7時前に、最寄りの駅に着いた。

改札前に人だかりがあって、

娘は、友達の名前を呼んだ。

でも、みんなとは、行き先が違う。

娘は、慣れないところに1人だけなので、私も同行することにしたのだった。

先生が、笑って近付いて来た。

まさかのまさかだけど、

ここで、先生が、電車に乗る生徒たちをチェックしているのだった。

そして、みんなに声をかけてくれる。


頑張って!

するとたちまち、娘が笑顔になった。

大丈夫🙆‍♀️

二人の女の先生は、そう言って見送ってくれた。

わざわざ、早くからありがたいと思う。

感謝します。




娘は、携帯を持っていない。

帰りの待ち合わせ場所と時間を決めておこうと、提案してくれた。

正直言って、私よりしっかりしている。


次の駅で、京都行きに乗り換えるのに、電車を降りた。

ホームを渡ると、またそこに、今度は、男の先生が二人いた。

一人は、担任の先生だった。

娘の名前を呼び捨てにするところが、私は好き。

今日は、先生が、お腹が痛いと笑った。

娘の腹痛は、不思議と無かった。

身代わりになったと先生は笑いながら言った。

そして、後は、神頼みだなぁ〜。って、娘と二人で、意気投合。

もう一人の先生は、数学の先生だった。

最後のアドバイスをもらう。

いいか〜、簡単な問題からやっていけ!
難しいのは、飛ばせ!

だって🤣他の人が聞いたら、この子は、大丈夫か?って思われるだろう。


電車は、発車した。


よく考えると、先生は、わざわざ入場券を買って、ホームまで入ってきたんだなあと思う。

他の子達にも、乗り換えで声をかける。

温かい中学校だ。

娘は、幸せだな。

そう、だから、電車で行きたかったの。

後から、娘はそう話してくれた。







私は、娘を高校まで連れて行ったけど、

私が連れて行ってもらったみたいな、感じだった。

乗り換えも、

駅の出口も、

私は、娘について行っただけ。

もう、この子は大丈夫だ。

そう確信した。




待ってる間に、

瀧安寺の庭を見てきた。




明日は、美術の実技試験がある。


また、駅で声をかけてくれるのかな?


また、どこか、素敵な場所に出会えるのかな?








アクセスありがとうございました🙇‍♀️