2020.10.23.16時頃

横になったまま、頭痛いの我慢してたところ
先程の若い先生がしゃがんで
何やら、A4の紙を持ってきた。

こぉいう時、
人って情報となるものの察知能力というか
顔の表情、紙の内容、すぐ目がいく。


MRIの同意書、生検の同意書、
あとは、今回の内容が書いてあるであろう紙。


診察室は移動して、
朝の10時とは先生の顔がちがう!
マスクしてるから見えてるのは
目と、眉のみにも関わらず、険しすぎる!

なに?


「今日たくさん検査をしました。
来週どこかでお時間作れますか??
お伝えしたいことがあるので家族の方も
一緒に来てもらうことは出来ますか?」


え?
こんなに病院にいたのに、今日はシラサレナイ?
私もぉいい大人(32)なのに、私1人には教えられないことか、まぁ絶対にいい話ではないであろうけど。。。


私「今日先生が私に言う内容と来週親と一緒に来て言うのと内容は違うんですか?」

先生「いえ、一緒です。」

私「それなら、今、知りたいです。
こんな長い時間病院にいて、今から帰って親に、うーん、何にもなかったよ〜て、報告していいですか?それで大丈夫ですか??」

☝️こんな言い方して、先生ちょっと困り気味。
でも、これでは、帰れない。



でも、心臓ばくばく。
パソコンの画面には何やら、肺らしき画像の
とこに、私が見てもわかる黒いの映ってるし
先生険しすぎるし。



先生が根負けしたと言うか
両者に覚悟が出来たと言うか
先生ついに喋り出した。



CTを撮ったところ、肺の中にある
縦隔、胸腺あたりに腫瘤が見つかった。
いつからあったかもわからない。
生検してみないとわからないけど
浸潤してる可能性もある。
手術しないといけないと思う。


☝️その時に言われて、覚えてるコト。
縦隔👈今は読めるけど、その時は読み方も
知らなくて、ふりがなを紙に書いた。



怖すぎる事しか言われず、来週親と来てと。
今日言われた内容を噛み砕かずに書かれた紙を
もらい、家へ帰ったのが17時。


母に言って、母、絶句。
その時は普通にしてたけど、かなりの衝撃。



夜、帰ってきた父に紙を渡したら
噛み砕かずに書かれた紙の内容を丁寧に読み
私に解説してくれた。
いつまでも冷静。さすが。


でもショック受けてたな〜
私も相当のショック。
次の日、仕事行くのイヤなくらい。
この日、全然寝れてないし。
ご飯もこの日からまともに食べれず。


今、振り返れば、この日から
病名がついて告知されるまでの3週間は
今まで生きてきた人生の中で間違いなく
1番生きた心地のしなかった3週間に
なりました。