こちら、手術前の記憶



手術室に行くとき

怖くなりそうだったので

メガネは外していきました


裸眼だと0.06とかなので

何もかもがボヤけて

いい感じにっこり



扉の前で

見送りに来てくれた人とはお別れ



手術のベッドは

思ったより横幅が狭くて

黄色いウレタン?

衝撃吸収剤?のような感じで

フカフカでした



横になったら

点滴のルートをとるのですが

看護師さんたちが苦戦してて


腕の内側→ダメ

腕の外側→ダメ


水分を摂取してないからですかね〜と

腕を温めますねーとか

なんとかしているのを


私は私で落ち着こうと

深呼吸してたら


ポコっと

酸素マスクをハメられて


く、苦しい真顔


「あの、これ、苦しいです」


って言ったら、深呼吸、深呼吸って言われ


むり、くるしい、、、と思いつつ

口でも呼吸して



最後、点滴のルートは手の甲で取れて

何度も痛い思いさせちゃってごめんなさいねー

いえいえー、大丈夫ですー

じゃあこれでいきますねーって

言われたところで


「あの、手のひらが、しびれてきて」


え?ここ?って、看護師さん、それは

手の甲で、反対側で・・・


薬入ってきてるので

違和感あると思いますー


頑張って!頑張って!

って言いながら看護師さん3人で

いろんなところさすってくれて



「は、はい、が、がんばりまふぅ」



と言ったところで

記憶がなくなりました魂が抜ける









自分の身体の異変について

言えてよかったです


あれ、怖いのだまってたら

きっと何倍も怖かった


言わないと私の不安も

相手には伝わらないんだな


点滴てんてこまいで

プロでもこんなことあるんだーって

思ったら気が紛れたのもあったかな





手術時間は約1〜2時間


手術室で目を覚ましてから

病室に戻るのですが

そのときの記憶はほとんどなくて


病室に戻って、1時間ごとに

看護師さんが様子を見に来てくれて

3時間後には酸素マスクが取れました


ここで、手術が無事終わったんだな、と

実感しました




あ、ちなみに手術室には

ラジオが流れてました

無音より落ち着く



病院の長い夜は

寝たり起きたり