少し動くと、人生も少しだけ動く。
旅はまだ続いています。


先日ブータン旅行でお世話になった僧院の校長先生が日本にいらしていると伺い、会いに行ってきました。

ねんど教室 in Bhutan


プレゼントは、ねんどで作ったブータン料理。
チーズと煮込んだ唐辛子の“エマダツィ”と、蒸し餃子の“モモ”。

エマダツィは世界一辛いと言われるほど、とにかく、辛!
激辛料理は苦手だし、口も喉も胃も痛くなるのに、「もう一口食べてみようかな…」とつい食べてしまうのです。

モモはモチっとしていて、ビーフや野菜やチーズ味などバリエーション豊富。
私は揚げたチーズモモが好きでした。
Ema datshi and Momo

校長先生に最も伺いたかったのは、どうやってあのピュアで優しい子どもたちが育っているのかということ。
まっすぐな澄んだ瞳をしていますが、貧困や虐待など、大変な状況から僧院に来た子どもたちなのです。

先生はそう思ったことを喜んでくださり、きっとそれは仏教に基づく教育や鍛錬が良いのだろう、
そして “子どもたちとの会話” を何よりも大切にしている、ということを教えてくださりました。

子どもたちが自分と向き合う時間があること、
そして向き合ってくれる大人が周りにいるということは、良い道への指針になるのでしょう。

満月を雲が覆い、星をも隠す東京の灯りの中で、時空を超える夜でした。