ブータンを旅先に選んだ理由のよっつめは、タクツァン僧院。
パロ谷北部、標高約3000mの断崖絶壁にあり、下から見ると行ける気がしません…
富士山やチチカカ湖で高山病が酷かった私は、しっかり眠り、たっぷり水分を取って挑みます。数百段もの階段を降りて、登って。
全て荷物を預け、服装を正し、中へ。
ブータンに仏教を広めたと伝えられているグル・リンポチェ(パドマサンババ)が虎の背に乗り舞い降りたと言われている場所、圧倒的な空気感があります。
人々の祈っている姿や蝋燭の火を見て、胸がぎゅっとしたりもしました。
森の中で、ドライバーさんが準備していてくれたブータン料理のランチ!日本でもピクニックなんて殆どしないので、新鮮です。
遠い地でも、誰もが口ずさめる歌がある。
そんなことにも、感動しながらのラストナイトでした。