３.１２ 震災から一年と、一日。

一年前によくニュースで聞いた人の声や緊急地震速報と同じ高さの音…私が恐怖を思い出すのは、音。
だんだんその感覚は薄れるのであろうし、そうでなくては困るのだけど、忘れないように一年前の新聞を持っています。



毎日のように震災のことを思う今では、まだこれを見返すのは早いし、テレビで頻繁に特集される震災の様子を見られるほど、穏やかな気持ちではありません。
去年の自分の日記を少し読むだけで、涙が止まりません。
数ヶ月後までの仕事が中止になり子どもたちに会う機会を失ったこの頃は、無力感ともどかしさと悲しさでいっぱいでした。

被災地で子どもたちの笑顔に会うまでは…




花を育てる
木を切る
モノを作る
ゴミを燃やす
命を救う
人を裁く
子どもを育てる
家族を守る

幸せとは「自分の役割に納得すること」だと思います。
どこにいたって、自分の役割さえ感じられたら幸せ。
私は一生この仕事をやるべきと思い込んだから、きっと一生幸せ。
そこに子どもたちがいる限り。



役割がない人なんて、いないでしょう？