ずいぶん久しぶりになってしまいました
本は読んでました。
でもなかなか推せる本に出会えていなかったんです。。
この本、どうして読もうと思ったのか忘れてしまいましたが、きっと紹介文に惹かれたのでしょう。。紹介文に惹かれても当たったことはあまりないのですが
図書館で順番が回ってきて読み始めました。
舞台は1940年。時代も古いし、サイパンだし、地域の名前とかいっぱい出て来るし、読みにくそう。。と思っていました。
でも、短編だし、ちょっと推理っぽいスパイ小説。
ジョーカーゲームのようで読みにくいってことはなかったです。
そこから少しずつ展開が変わってきて。。
だんだん読むのが止まらなくなります。
誰もが日本の勝利を狂信的に信じていて、死ぬことを美としていた時代。
冷静に戦局や状況を見れていたクレバーな人が、もしかしたら現実でもいたのかもしれません。
そんな人がいたとしても歴史に名が残ることはないと思いますが。。
空爆のシーンが出てきますが、今まで読んだ戦争の本のどれよりもリアルに感じました。
そして12年後。。
ネタバレになるので言えませんが、泣きました
なかなかいい作品でした。
オススメです！！
長くなってしまいました
最後まで読んでいただき、ありがとうございます