イヤァ〜久しぶりの降田天作品ラブ

おもしろかった〜チュー

2人で作ってると、流れとか矛盾なく客観的に作られてて、エラリークイーンみたいで、やっぱり好きですおねがい

最初から虐待の話で、しかもリアルで、辛くなりますショボーン

子どもなんて、何が正しくて何が間違ってるかなんてわからなくて、今いる世界が全てで、虐待も虐待とは思ってないんだろうなぁ。。

そんな描写が本当にリアルでした。

私は学区内に児童養護施設がある学校で長く働いてました。

友達の首を冗談で絞める子や2階のベランダから脱走する子。排泄物が口に入ることに対して抵抗がない子。小さい頃に出来たであろう傷が顔中にある子。

想像できない経験をしてきた子が何人もいました。

情緒不安定な子はたくさんいました。

虐待というと、泣いていたり怪我をさせられたり、親が怖くて怯えたりというのを想像するかもしれませんが、

本人たちはその異常さに気付いてなくて、この本の描写で子どもたちが親に対して怯えてたりしてなくて、だから余計リアルで、辛くなりました。

全てのことが最後、まるでパズルのように、カチカチと綺麗にハマります。

これ。シリーズなんですよね。

前作はすごい昔に読んだので、書名は覚えていても内容や登場人物なんてすっかり忘れていましたてへぺろ

時間がある時に読み返してみようかな口笛

頻繁に出してはいないですが、新刊が出ると読みたくなる降田天作品爆笑

次作も楽しみです照れ

でも時間が空いてしまうと前作忘れてしまうんですけどね笑い泣き

かなりおススメですウインク

最後まで読んでくださり、ありがとうございます照れ