久しぶりの中山七里さん
今年は毎月出版されるのを忘れてました
ちょっと沈んでたから、自分の周りのことでいっぱいいっぱいで、
そんな余裕がなかったんだなぁ。。
まだ1年経ってないんだなぁ。。
と、みなさんもでしょうが、
今年は1年が長く感じませんか？
話が逸れてしまいました
私の主義は、
中山七里さんは内容紹介を読まずに、予備知識なしで読む
です
今回もそれで正解でした
展開が読めないからおもしろい
えー
ってなるのも楽しいですよね
でも、ちょっと刺さる内容でした
正義って何でしょう？？
正しいことを主張するのが正義？？
自分とは関係のない人のことを責め立てるのは正義？？
その人のこと深く知らないのに、
表面だけ見て、
責めるのは正義なのか。。。
今回のコロナのことでも、
マスクをしていない人を責めたり、
都内から地方に行く人を責めたり、
確かに無責任というか、
危機感なく、自分のことしか考えていない人もいるとは思いますが、
事情も知らない他人がいろいろ言うのは正義ではないなぁ。
きっと多くの日本人が、今年は正義と思っての発言や行動をしたのではないかと思うので、
この本の内容は、細かいところで刺さります
フィクションなので、正義を振りかざす人が大袈裟に書かれていますが、
似たようなことを誰もがやっている。。
私もやってたなぁ。。
と、刺さりました
普通のミステリーはジワジワ真相に近づいていきますが、
中山七里さんのは、
え？もうすぐ読み終わっちゃうよ？？
どうなるの？
という感じの作品が多い気がします
どちらも、先が気になって、読むのが止まらなくなりますよね
ミステリーでも、そんな止まらなくなる作品にはなかなか出会えませんが、
出会えた時は嬉しいものです
今、手元に大好きな作家さんの本がたくさんあるので、
ゆっくり楽しみたいと思います
現実逃避です
最後まで読んでくださり、ありがとうございます