はじめに:今回の電源タップ内部配線の交換などは、第二種電気工事士資格を要する作業となります。
このアルミ製電源タップを見たことがある方は、ブロ友さんには多いのではないでしょうか?
そうです!
あのヤフオクで1万円強で4口や6口その他、常時出品されているものです!(この6口は13,500円です)
底面をプラスドライバーで外しました。銅単線(16GA:Φ1.29mm程度)が渡り線に使われています。(少々細いですが汗) また、メーカーは不明ですがコンセントも銅端子のなかなかしっかりしたつくりです。プラスのネジにもSUS304が使われていて、非磁性体であることをアピールされており好感が持てます!
性能(音質)はなかなかですが、流石にアコリバRTPAbsoluteやFURUTECHの大ヒット商品 GTO D2 NCFとの比較ではどうしてもかなり劣ります。
そこで!
FI‐06 NCF & OYAIDE 4N純銀線(Φ2.0㎜)を投入してみました!
注意:FI‐06 NCFは少し削りながらの挿入が必要です。そしてさかさまに挿入して取り付けて、結線ビスを締めやすくしたのでアルミボディのFI‐06 NCFの留めビスは穴位置がズレました。ほぼ圧入状態なので、FI‐06 NCFの穴を大きくしてのビス取り付けはせずに、ビス無しとしました。
さて、その効果のほどは!?
左上の黒いケーブルはNASプレーヤー N1、手前の紫3本はコントロール、メインアンプ2基様です。
購入時の仕様に比して、明確にS/NがUpしてトランジェントもUpしました。音粒の分離感も多少ですが良くなりました。このプチバージョンアップ(しめて14,705円の改造費)はなかなか良いと思います!
しかし、この程度の変更ではFURUTECH GTO D2 NCF、アコリバ RTP Absoluteにはあと5歩くらいは届いていません。この2機種のタップしか存じませんが、GTO D2 NCFはアコリバAbsoluteの半分以下の価格で、ほぼ同等の性能を持っているので化け物です。
追記:ジャック2世さんのアドバイスでコンセントも今度、フルテックのFPX(R)を買って入れてみることにしました!
コストは、
6口電源タップ 13,500円
4N純銀線(Φ2.0㎜) 10,450円
FI-06 NCF 4,257円
改造小計 (14,705円)
合計 28,207円(送料除く)
<第二種電気工事士の免状取得のお薦め>
オーディオ好きの方は是非ともチャレンジして頂きたいです!
電気の基礎理論を理解することは大切ですが、学科試験は完全に過去問だけで及第点に届きますし、実技は出題される13問が事前に完全公開されるので、試験前になんども練習をしておける為、難易度はそれほど高くなく頑張ればとれる資格です。
私はテキスト、工具、練習用材料などで計約3万円強かかりましたが、独学にて取得しました。